
訪問片付けサービスで、帰り際
クライアントのお嬢さんから
「これあげる」
プレゼントをいただいた。
手作りの封筒の中には彼女からの“報酬”があり
嬉しくも、ホッとした。
いつも「これで良かったのか?」と帰路で一人反省会をする。
独りよがりになっていないだろうか?
進め方は間違っていなかっただろうか?
ご家族の気持ちを取りこぼしていないだろうか?
などなど。
一瞬一瞬ベストを尽くしているつもりだが
振り返ると「あちゃー」と頭を抱えてしまうことも、まだある。
完璧などないことはわかっている。
けれど、
毎回意識している3つの視点を自戒を込めて話したい。
近視眼的にモノを見る視点。
家族であっても、
ご依頼主の希望と、その家族の意見は違うことがある。
ママからのご依頼
「子供の机の上が散らかっている」から「どうにかして欲しい」
けれども
お子さんの意見を伺ってみると
「確かに勉強しづらい」けど、実は他にも気になることもあったりする。
じゃあ「どうしたら良いと思う?」と直球で子供に意見を聞く。
チェストの上にある家族の趣味のものがあるために学用品を置けない。
倒れてくるテキスト。ブックスタンドがないからどうしたら良いのか。
などなど。
細かくヒアリングすると、単に「散らかっている」だけではない、
他の問題から机上を片付ける糸口を見出せる。
高い場所から俯瞰する視点。
細かいことを一つ一つ解決することも大事だが、
限られた時間の中でそれだけをやっていたら夜になってしまう。
時間内に終わらせることを大きなゴールとし、
快適に暮らせるようにザックリとした目標を掲げる。
例えば、デスク上の散らかりを気にされていても
まず私が動くのはデスク上だけではなく
子供部屋の収納全てを拝見し、
空いている収納や使いこなせていない収納を見つけ、指摘させていただく。
「ここに机の上にある過去の学用品を置けば、日常的な動作がスムーズになります。
そのために、この(使いこなしていない)収納を片付けましょう」
使いこなしていない場所にも目を向け、子供部屋全体を使いこなせるようにしていく。
暮らしの変化を見る視点。
ブログで何度も言っていることだが、
一回片付けたら終わり、ではない。
毎日毎日、暮らしている以上、残念ながら片付けは一生付きまとう。
そのために、金内が帰った後もご自分でできるよう、暮らし方の提案をする。
一年後には受験生に。
今よりもグッとモノが増えるはずだ。
「これから(受験に向け)プリント/テキスト類が増えてくるはずです。
そのために今ある収納を変えていく必要があります。
デスク上にある書類は次にはあちらにある書類置き場を作ったので、こちらに置くと良いと思います」
100パーセントきっちり詰め込まれた収納では暮らしが回らない。
あえて3割近く空のスペースを作り、
時間の変化とともにご自分でできそうな習慣を作っていく。
近くを見て、離れた場所から見て、流れを見て。
三方よし、の片付け。
あとは、行動あるのみ。