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2020.05.20子どもの「食」の意欲を引き出すために、親ができること

 

寝付きが悪い、オムツはずし、指しゃぶり、人見知り、言葉づかい、食べ物の好き嫌い

などなど。

育児で悩んでおられる、お父さんお母さんに贈ります。

 

子どもが小さい頃は

親が未熟、というのが大前提であり、意思疎通もうまくいかない、育児の悩みがつきません。

かくいう私もそうでした(現在はまた違う悩みもあり)

 

今回は(続きが書けそうだ・・頑張ろう。。笑)

子どもの偏食、栄養について。

 

子どもが4人いれば、「さぞ4人目の育児は慣れているから楽でしょう」と言われますし、自分でもそう思っていました。

ところが完全母乳で育ててきて、3人目まで順調だったのが4人目の子を出産後、母乳の出が悪くなったのです。

何度も専門の病院などあちこちに相談に行きましたが、原因はいまだにわかりません。ただ40近くの出産だったので加齢が大きくあったのでは?と思っています。

悪いことはそれだけではありません。

4番目の娘はどうしても哺乳瓶・ミルクを受け付けない子だったのです。

スプーンを使ってミルクをあげようと思ってもそれもダメ。

おっぱいをあげたくてもマッサージをしても、少しだけ、ほとんど出ない。お腹が空いて泣く娘。

生まれたばかりの我が子が日に日に痩せていく。

こんなに育児で苦しいことは後にも先にもありません。

 

近所の小児科にもお世話になりましたし、大きな病院で1年以上定期的に子どもの様子を診てもらいました。

成長の伸び率を一般的な数値で見ることなく、子ども自身の成長曲線で見ること。定期的なチェック。

できる限り早めに離乳食をあげることや、先生方の「お子さんは問題ない、大丈夫ですよ」という言葉がどんなにありがたかったことか。

色々な専門家の先生にお世話になりましたが、特に保健センターの保健師さんには本当にお世話になって。

子どもの様子を診るだけでなく、母である私の心のケアまでしてくれました。

専門的な知識や経験談以上のフォローがありました。

離乳食がはじまり、

「どういう時に食べる意欲があった?」

様々な相談の中、質問されたことがあります。食が細くはなっていたものの具体的に思い出し、

自分から食べたい

思うことを引き出してくれました。

「そうそう、こういう時。食べたいと思う気持ちがあれば大丈夫だし、それが大事ですよ」

ハッとしました。

母が食べさせてあげたい。のではなく、子どもが「食べたい」と「子ども自身が」思うこと。

 

小さなまだ言葉も覚えていない娘に「小さいから」「子どもだから」と当時、諦めていたようにも感じました。

ですが

どんな小さな子であっても「意欲」はある。

 

それから子どもに対して、やる気を引き出せる大人になろう、と思ったのです。

子どもに「やりなさい」と言ってもなかなかやりたがらない・やらないのは

こういうことだったのだと、かなり後から猛省したのです。

 

現在、娘は小学2年。身長はわりかし低めですが、ぷくぷくと美味しそうなほっぺで元気いっぱいに過ごしています。