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2020.05.19指しゃぶりを一発でなおした、ある人の「ひとこと」

 

寝付きが悪い、オムツはずし、おねしょ、指しゃぶり、食べ物の好き嫌い、人見知り、言葉づかい、

などなど。書いていて止まらなくなりそうなのでここでやめておきます・笑。

育児で悩んでおられる、お父さんお母さんに贈ります。

 

子どもが小さい頃は

親が未熟、というのが大前提であり、意思疎通もうまくいかない、育児の悩みがつきません。

かくいう私もそうでした(現在はまた違う悩みもあり)

 

今回は(って連載か?・・できるのか?)

子どもの指しゃぶりについて。

指しゃぶりって、自分の指が「おしゃぶり」がわりだから割と泣くことも少なく(しない子と比べ)わりと育てやすい。

反面、指がガサガサになります。肌の弱い子は皮膚科に通い、口に入れても大丈夫な軟膏を処方してもらうこともあるでしょう。

もれなく、13年前、次男がそうでした(今は高校生)

生まれて間もなく指しゃぶりを始めた息子ですが幼稚園入園前の2歳までずっと続けていました。

外に行っては入れた指を外して何度も子どもに「やめて」と言った覚えがあります。

それでも当然、やめるわけがなく。半ば諦め。

前途したように皮膚科には通院し、軟膏をもらって凌いでいましたが、

なかなか根本的な「指しゃぶり」をやめさせたくても治らない、ジレンマがありました。

ある日、皮膚科の先生に「なかなか治らなくて困っています」「どうしたらいいですか」と聞いたところ、

皮膚科の先生は、私でなく息子の目を見て

「指しゃぶり、やめようか。男と男の約束だよ。」

とごくごく自然な感じで息子に話しました。それ以上しゃべることもなく、その日の診察は終わりました。

驚いたのは、次の日から息子がなんと、指しゃぶりを「ぱたっ」とやめたのです。

たった一言の先生の言葉でやめるとは。

あんなに親がやめさせようと思っていてもなんの意味もなかったこと。

親の無力さを感じましたし、先生への尊敬、伝え方、想い、反省、色々な感情が湧き上がりました。

 

それから一人で頑張っていた子育てに対して他人に頼ってみることも、相談することも、

育児の考え方が変わるきっかけになったのは言うまでもありません。

 

他人に頼ることは悪じゃない。

たまには思いっきり甘えてみよう。

近くにそう言った大人はいるもんです。