整理収納コンサルタント 金内朋子です。
本棚に本がいっぱいある方も、そうでない方も。
子どもの本棚から大人の本棚まで。
今ご自宅にある本棚、またはオープンラックやカラーボックスなど、どのような棚でもOKです。
本棚を綺麗にスマートに収納できたらそれだけで気分がいいですよね。
収納グッズ、費用、ストイックな整理法?!は、一切使わず「アイデアだけ」で勝負します。
それでは早速ご紹介します。
図鑑のようなどっしりした本、手のひらサイズの単行本、絵本のような平たく広い本。
など。本の体格に分けてスペースを先に決めていきます。
・背が高い、絵本のような横幅のある面積や重い本 → 端や下段に
・背の低い、単行本のような縦横スリムな薄くて軽い本→ 中央や上段に
・それ以外のどちらでもないハードカバーなどの本は→ 上記2つの中間を埋めたり中段に
「ざっくりと」棚に置く。
①で分けた本たちをさらに分類していきます。
その本のつくりが出版社別、シリーズ化されているのでなるべくそれらをまとめて。
探す手間を省くためにジャンル別にしていれば直ぐに手にとれます。
背丈が揃うので整然とされたルックスになります。
漫画などは1〜と数字順に並べるとさらに使いやすい本棚に。
図書室ではないので、作者別にきっちり分けることや50音順に(してもいいけれど)しなくてもOK!
ぱっと見、わかればいいのです。
①→②でほぼ完成なのですが、それでも入りきらない本がある場合。
本の前に本。後ろの本の背表紙を少しでも見せて高い本の前に低い本を。奥行きを活かして前後に本を配置。また、取り出しにくいので本の上に本は避けたほうがよさそう。
本棚に入れることだけが全てではありません。
・通勤中に読みたいならバッグの中
・読み聞かせで読みたいのなら寝室ベッド横
・借りた本を返したいのならリビングの目立つ場所に
など本を読むシーンに応じて、場所を変えて移動。
それでも手を入れることができないほどパンパンな本棚、だとしたら
最終手段です。減らしましょう。
シミやカビが生えたもの、興味が離れたもの、獲得(モノに)して身についているもの(ノウハウ系)は
徐々に手放してもいいでしょう。
個人的にはページが一向に進まない本は手放します。「合わない本」なのです、きっと。
また、リサイクルやフリマなどで「高値で買い取ってもらおう」など欲はかかない方が賢明です。
二束三文です。「誰かの役に立てれば」くらいのボランティア的精神でいくことが
次に入ってくる本へのリスペクトにつながります。
見た目よし、利便性よし、コスパよしの本棚。
叶えられます。ぜひお試しを!