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2026.04.19ネガティブを【発散する】居場所作り

 

 

ネガティブは悪いこと?

 

 

「学校が嫌だ」

「定期試験が嫌だ」

「男子がうざい」

 

我が家の女子(中2)は、家庭内でよく口にしてはため息をつく。

 

 

彼女の上の3人の兄たちは学校のことを

(こちらから聞いても)ほとんど話さない子達、だったので、ある意味「新鮮」だ。

 

 

 

親である私たち夫婦は、

彼女の言葉を額面通りに深刻には受け取らない。

 

 

特に彼女の理解者でもある夫は

「口に出して発散するタイプなんだよ」と言っている。

 

 

最初のうちは「学校が嫌」と言われた時は、ドキッとしたこともあるが

もうかれこれ4年以上は週に何回かは言っていることもあり、慣れた。

 

 

 

 

 

1 口に出して発散する

 

「嫌だ」と言う言葉自体よりも、発散することに重きを置く。

 

 

子供によるが、特に我が家の娘は「発散したい」性分らしい。

 

 

「じゃ、(学校)休む?」と言っても、実際にはこれまで休んだことはない

何か言いたい時は「それで、どうした?」と基本的に話を聞く。

時に同調して悪口を言う。

出し切った後に、一番最後にこちらの思っていることを言う。

 

 

アドバイスも何もいらない。

親でなくても、友人でも、もしかしたら誰でもいいのかもしれないが、

家庭内だけで完結している部分はある。

 

 

 

 

 

2 悪口を掘り下げる

 

ある人と話すことがあり、

「家には外の愚痴を持ち帰らない」

「子供の前では人の悪口を言わない」

と言う人がいて、驚いたことがある。

 

 

何を隠そう?

娘以上に私は

ネガティブなことを家に帰り、言いまくっているからだ。

 

 

清らかな親(妻)でも、正しい親(妻)でも、なく

ドス黒いドロドロした心を家庭内で発散している、と言ってもいいだろう。

 

 

とはいえ、愚言を聞いているのは夫だけで、

子供たちは「また始まった」とばかりに

露骨に嫌な顔をする子もいれば、知らんふりする子もいる。

夫とてわたしの愚痴にはキッパリと「それは違う」「言い過ぎ」と反論する時がある。

 

 

しかし、この悪口ってやつは、妙に盛り上がる時がよくある。

人の悪口をつまみに、テーマを掘り下げる。

 

「どうしてあの人は、ああなったんだろうね」

「それは多分幼少期からだよ。親の愛情不足だ、きっと」

「じゃあ、その親もまた同じような育てられ方したのかな?」

「そうだよ。そう思う」

などなど。オチがある時もない時もある。

 

 

全部、起きた出来事(結果)からの、推測に基づいた会話。

想像力を働かせ、自分の都合のいいように解釈し着地する。

 

当然口外はしないが、

思っていることを全部毒出して浄化させている。

 

 

ああ、スッキリ。

よく寝られる。明日からがんばろうっと。

悪口を言った後は後腐れなく、間違いなく次への活力になる。

 

 

 

 

 

3 家庭は「清く」ない

 

私にとって家庭は「清らかな場所」ではない。

 

口喧嘩もするし、イライラするし、落ち込むことだってある。

もちろん逆も然り。

 

 

落ち着く空間は常に作りたいけれど、

現実はドタバタだ。そんなものだけではない。

 

 

「居場所」と、よく言うけれど、

単に穏やかな聖らかで美しい場所だけでもないような気がする。

 

 

もっと現実味を帯びた、闇の部分を灯してくれるような、そんな場所。

子供だけでなく、大人だって

ドロドロした暗いものは、一体どこで発散すりゃいいってのよ?!と突っ込みたくなる。

 

 

行き場をなくした悪口はどこに向けられるのか?

それとも聖人のように何事も清らかな心で過ごせるだろうか?

 

 

いや、無理だ。私には。