
「何度も同じこと言わせるなよ」
現在教習所に通い始めた、次男(20)が教官に投げられた言葉。
2回目の実地(技能)教習だった。
最初に断っておくが
ただの愚痴、“掃き溜め”としてブログを毎日書いているわけではない。
また事実だけ、あるいは想像だけではつまらない話になる。
あった出来事をそのままで終わらせたくない。という思いから筆をとっている(打ち込んでいる)
烏滸がましいが
自分のどうでも良い話から
一つでも何かあなたの気づきに変えていただけたら、と願っている。
今日はこの
「何度も同じこと言わせるな」について話したい。
2回目の教官の言葉、と言ったが、実は初回からこの言葉をかけられている。
この教官こそが「何度も同じことを」を初回から「何度も」言っているのだ。
次男曰く、
教官とは最初はいい雰囲気だったそうだ。
運転を始めると苛立った態度に変わった。
次男(20)は体育会系だ。
親の欲目で言わせてもらうと
見た目はゴツいが、心根は穏やかで優しい。
普段は喋らない子だが
日常で少し“折れる”と親である私たち夫婦に愚痴る。
これが20年生きてきた彼なりのガス抜き法だ。
早々に免許取得した周りの友人の運転する助手席に乗りドライブすることもあってか
「自分にもできる」少々運転をナメていたのかも知れない。
また、車は凶器、と言う言葉があるように確かに甘く指導してはいけない。というピリついた教育も
100歩譲って、わからなくもない。
もしあなたの子供が
教習所の教官に
初っ端から実地教習で「何度も同じことを言わせるな」と言われたら、どう思うだろうか?
それを聞いた私たち夫婦は驚いた。
「イマドキそんな昭和体質のオヤジがいるなんて」
「それにしてもサービス業だぜ。プロとしてお金をもらっている以上、育てるのが仕事だろう」
と憤った。
当教官の教育のあり方に疑問しかない。
「ネットに書いてやれ」
と提案するも
「そんな姑息なマネはしたくない」
こんな時に?男気か。

これが子供が高校生くらいだったら、絶対私はモンペ化し一人で苦情を言いに行く。
だから私は子供に嫌われる。何とでも言ってくれ。
18歳以上の子といえば、親にあった事実を言わない(言えない)子も多いのだろう。
言えないことをいいことに。
だからこんな教官がのさばるのだ。
2回目の教習で帰宅した次男に
「(車に)乗ってきた?」と聞いた。
あまり教官に触れることはしたくないが、気にはなる。
「また“同じこと言わせるな”と怒られた。
けれど、むかついて思わずチッと舌打ちしたら、教官が小さくなって“ごめん”だって」
淡々と事実を話す次男を見て
「それでいい。あなたは正しい」
舌打ちをした我が子に、大手を振って褒めることなど人生初めてだ。
相手が誰であれ、不当な扱いを受けたら、舌打ちだろうが喧嘩だろうが、怒っていいのだ。
逃げることも一つだが、逃げないで戦う。
「喧嘩してこい」
子供がやったことは私が全部責任を取る、そう子供にはいつも言っている。
(と言ってもこれまで1度も喧嘩の無い子供達である)
そうは言っても、だ。
親として子供に「何度も同じこと言わせるな」は過去によく言っていた。
人のふり見て我が身を何とやら。
これは一発アウト。
猛省とともに、この場からそそくさと逃げたいと思う。