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2026.09.24【鳥取】片道12時間車の旅〜宿編〜

 

鳥取の旅、最終章。

 

第三弾の本日は、宿について。

 

 

今年のゴールデンウイークあたりに鳥取に再訪することを決めていたが

それと同時に夫が早めに宿を探し始めた。

 

「ここ、あなた好みだと思うけれど、どう?」

気持ちドヤっとした言葉じりで今回の宿泊先であるLINEのリンクを貼って送ってきた。

 

 

UMINOIE ムースカ

↑HP↑

 

 

 

 

昨日、カレー『ニジノキ』を紹介したが宿の近くに店がある。

 

 

 

 

 

 

 

1 レトロなお風呂

 

夫が送った、貼ったリンクをタップする。

おしゃれな雰囲気。と言う第一印象。

 

情報弱者の私は、宿の口コミやレビューを一回も見ることなく当日を迎えた。

 

 

海のそばの古民家をリノベーションした宿である。

ノスタルジックな内装と趣味の良いインテリアにため息が漏れる。

広さは3人では持て余すほど十分すぎる。

 

 

 

オーナー夫婦の宿の案内に、私たち家族が後からついていく。

 

「こちらがお風呂です」

風呂場のドアを開けて思わず声を上げた。

 

 

 

「うわー!懐かしい!!」

 

タイル張りの風呂に、

「おばあちゃんの家に来たみたい。

このお風呂を見て、ここに来て本当に良かったと思いました!」

 

 

タイルにはヒビを修正した後が残っている。

「お風呂だけは既存のまま残したいと思いまして」オーナーの川元さん。

 

 

 

これよ、これ。

綺麗なだけじゃ、ダメなんだよ。

 

 

古くても、直せるものは直して大切に使う、そんな心意気のある宿だったのだ。

 

 

 

 

2 ほんとうの贅沢

 

窓からは日本海を一望できる。

これぞほんとうの「贅沢」なのではないか。

 

 

 

この景色を毎日見ていたらどんな気持ちになるだろうか。

 

 

あなたは旅行で何を求める?

非日常?風景?美味しいもの?

 

「暮らしの延長」があっても良いのでは、と思っている。

 

 

「兵庫から移住して14年ほど、なんです。

サーフインをすることもあり、ちょうどこの地に移り住んで」

 

 

 

宿を改装するにあたり、壁をイチから施工しなおし、

押し入れは中を抜いたであろう、梁は元々あったものを利用し、元の家を活かした宿になった。

 

 

素敵を絵に描いたようなオーナー夫妻との会話に頷きながらも、

土地が人を作っていく、または人が土地を作っていくのだと感ぜられずにはいられない。

 

 

 

 

 

3 暮らしの中の民藝

 

宿にある、セレクトされた本の数々。

一つの雑誌に目が止まった。

 

 

 

かつて民藝が鳥取に広まり、土壌として根付いた文化がある、言う内容だった。

民藝といえば、道具としての機能がありながらも、日常を彩るもの。

それは使いやすさだったり、美しさの追求だったり。

 

 

 

オーナー夫妻からの民藝の紹介もあり、

これは何かの縁だと思った私は、次の日鳥取駅近くの民藝美術館に寄った。

 

 

 

民藝とは・・

柳宗悦が1920年代に提唱した、庶民の日常生活で使われる工芸品の美を見出す考え方・運動です。

量産品でも美術品でもない「ふつうの道具」の中に美を認めます。

・・・AIからの回答・・・・・

 

 

何気のない一つ一つのモノに、命が宿っている。

 

 

確かにその集合体がこの宿にはある。

それは単に存在しているだけではなく、人が手を動かし使っている。

 

 

 

暮らしを追求した先にこういった形があるのだと、納得した帰路だった。