
子育て22年、三男一女4人の子供を育て
毎日ご飯を作り、掃除をし、仕事に行き。
それでも我が子から信頼されていない母である。
何故こんな事を書こうかと思ったのか?
最近知り合った、ある保育のプロの仕事ぶりに感動したのだ。
彼女は私と同世代の50代。
お子さんは1人娘(20代)。
子育てはひと段落、な時期ではある。
長く保育現場にいたこともあり、子供好き。
彼女だけでなく
世の保育のプロの方々は
そんな純粋な気持ちで現場におられる方も多いと思う。
子育てをしたからこそ強く思う。
「子供を育てることは大変」だと。
仕事とは言え、他人さまの子を
ただ可愛がるだけでなく、間違いを注意する事や
危険を回避し至る所に目配せをすること。
彼女はプロとして
見事にその役を演じ切っていた。
特に目をひいたのが、子供をきちんと“叱る”こと。
①子供扱いしない
2歳くらいの分別できるかどうか、小さな子に対しても
『理由』を説明して伝える
例えば勝手に物を取った子に対して
「〇〇ちゃん、勝手に自分の物を取られたら嫌な気持ちになるでしょう?“貸して”と言ってから貸して貰おうね」
②毅然とした態度
危険な事や道理に反する事は強く叱る。
「それはダメ」
他人の子でも容赦ない。
ズル賢い?子にも毅然とした態度で、①のように
理由をつけて断る。
③明るく叱る
これだけだと、ただの怖い大人、になるが
そうではない。
一貫した彼女の子どもに対する愛情が見てとれる。
明るく注意して、長引かせない。

感情に任せて自分都合で、怒る。
ではなく。
冷静に分析して相手都合で、叱る。
似て非なる言葉。大きな違いがある。
当然そんな彼女は、子供たちからの絶対の信頼がある。
やんちゃな子だって彼女の言う事は素直に聞く。
プライベートの子育て話をしていて
「一回も親子喧嘩をした事がない」と聞いて驚いた。
信じられる?
でもこんな母さん本当にいる。
「あまりに子供が好きすぎて」とは言うが
可愛さ余って憎さ100倍ではないのか?
つい前のめりで事の真相を追究したくなる。
「つい感情的になって
自分の“所有物”みたいに錯覚する親も私を含め、
多いって言うのに?
どうしたらそうなる?」質問する。
「綺麗事に聞こえるかも知れないけど、
子供が言われて“どう思うか”?をいつも考えているわ。
“どうやったら伝わるか”?もね」
あまりにも“当たり前”すぎる解答に
同感しかない。
これって人間関係の基本のキ、ではないか。
これまで「子供だから」と子育てをいくらか軽視してきた自分を恥ずかしく思った。
「でもね。親子喧嘩をした事がないって言うのは
ここに来て20代の一人娘が他人との喧嘩でどう対応していいのかわからない」
と、贅沢な悩みも。
仕事でもプライベートでも
目の前の子に愛情を注ぎ、いつも一生懸命。
そんなプロ意識の高い彼女から、
子育てを学ぶ私、なのであった。