
最近甘えている?
甘えと言うと、自立心を奪うような、
自分がダメになりそうな雰囲気を持っているが、それだけにあらず。
甘えは時に人間関係を良くする。
今日は日常で“甘える”ことについて話したい。
近所の友人よりやお付き合いのある方から
よく食べ物をいただく。
先日は
保育園の調理員として勤務している友人の
保育園で大量に作ったと言う
“お麩ラスク”のお裾分けを
いつものように玄関のドアにかけていただいた。
「お口に合わなかったら捨てても良いから」
遠慮がちに言っていたが、食べてみると美味い。
彼女とは他に、野菜の物物交換もよくする。
実際会わなくても、
彼女とさドアノブにかける“物物交換”を何年か前からしている。
中身を出し、すぐに食べる。その日のうちに。
家族の反応も上々。
特に娘は「うまい美味い」と何度もラスクに手が伸びる。
そしてなる早で、友人にLINEで感想を言う。
「ご馳走様!」
「娘がお麩ラスク美味しいって言ってたよ」
それだけではない。
「またあのラスク余ったら頂戴ー」
厚顔無恥?図々しいにも程がある?
付き合いが20年近くにもなるからそんな言い方ができるか?と言うとそうかも知れないが。そうでもない。
日が浅い付き合いの人だって
“この人なら”甘えても良さそうな人に甘える。
これは52年生きてきた嗅覚がそうさせる。
以前だったら
いただいた食べ物の感想を言って終わり、だった。
もし手作りだったら、レシピを教えてもらう事もあった。
けれど最近は“甘えて”しまう。
自分で材料揃えて再現してもよいが。
力まず、ふわっと肩の力を抜く事を覚えた。
アテにしつつ、先方の自尊心をくすぐる。
何日か後に、偶然その友人に会った。
再度お麩ラスクのお礼をした。
「あれ実は結構作るの手間がかかるんだ」
大きな釜で大量に作るから出来るとの事。
昨今の物価高の折、バターもふんだんに使っているそう。
ほおお。
やっぱり甘えてみるもんだ。
頑張って作らないで、相手に丸投げするのも悪くはない。
もらってばかりではない。
こちらからもお返しをする事もある。
情けは人のためならず?
甘えられる人は、限られているが
身近な家族にだってもっと甘えてもよい。と思う。
「私だけ頑張っている」
「家族は何もしてくれない」
そんな事を思うくらいなら、甘えよう。
「家族に食器洗いをお願いしたら、洗い残しがあったから頼みたくない」
とか、
「買い物を頼んだら余計な物まで買ってきてしまう」
とか。
色々思う事はあるかも知れないが
そんな事を言っているうちは甘えられない。
笑って“伝えよう”。
「洗い残しあったよ」
「買い過ぎじゃない」
思った事を口にするだけ。
言葉、文字にすると冷たい感じだが、
これが笑顔か真顔かで大きく違いが出てくる。
まずは感謝と
事実と自分の気持ちだけをさらけ出せば、
家族との関係も変わるはず。
大人こそ
もっと甘えてよいのだ。