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2021.04.18捨てられない方に捧ぐ/さよならの「儀式」

 

片付けに伺うお客さま宅でも、講座の「捨てられない談議」でも

良く話題にのぼるのが

お札やお守りを返納する方法。

 

マナーとして

・お札やお守りの「期限」はお納め(購入)して1年

・お納めした神社仏閣(または系列)に返納するのがベター

・郵送でも受け付けているところもある。電話などで要確認

ですが、

 

それができないから、片付けられない!のです。

一年以上放置・ほこりがかぶっていたり、

「初詣の際に返そう。。」なんて思っていても、その時になって忘れる。

郵送する時間や手間と余裕がない。

といったところでしょうか。

 

お納めしておいて、放置も良くない。

ほこりなぞは、逆にバチが当たりそう?

悪循環のまま、また放置。

 

だったらご自分の「捨てるためのさよならの儀式」を作りませんか?

白い紙に包んで燃えるゴミで十分。塩を振っても。

「さよなら」「ありがとうございました」一声かける。

などなど。ご自分が納得すれば、どんな形でもいいと思うのです。

 

どう返納しても、最終的には【この世から無くなるもの】。

そして本来のお札やお守りの位置付けは【守ってくれるもの】返すのは【守ってくれたおれい】

 

お焚き火の現場を見たことはありますか?

最終的には「燃やして」無くなります。

5年ほど前にその現場を見て「可燃ゴミと何ら変わらない」と思った私は罰当たりでしょうか?

 

無宗教・信心深くないので、

ふだんよりお彼岸・お盆のお墓参り以外、お寺に行くことはなく。

最近は減少傾向の初詣も無いまま、過ごしています。

 

家にあっても、返せないとわかっているから、お納めさえもしないのです。

不要になった、ぬいぐるみも可燃ゴミにそのまま。

ええ、バチは当たらないと思います。(多分・笑)

 

大事なことは

使ってきたモノに感謝して、さよならまで見届けること

では無いでしょうか。