忙しいお客さまには、普段は一番には勧めませんが
こんな時期、だからこそ。
お勧めしたいのが「写真整理」
データでも、プリントしたものでも。
1 まず必要なのはアルバムでもフォルダでもないのです
よく聞かれるのが「どんなアルバムがお勧めですか?」
アルバムを買うことよりもまずやって欲しいのは
目の前の膨大なカットを眺めて欲しいのです。
「?!こんなにあるのに?めんどくさい。」
と思うかもしれません。
なぜなら、あなたのお気に入りのアルバムに素敵な写真が入ってることで、
より「アルバムの価値」が上がります。
眺めるのが楽しくなるアルバムにするため。
2 いらないものを捨てよう
きっと写真と言うと「捨てるべきではない」感覚があるかもしれません。
捨てても良いのです。むしろ推進します。バチは当たりません。ご安心を。
写真はただのモノとしての機能。
半目のもの、顔の半分が隠れた一枚、コマ送りのように同じような写真、本当にいる?ベストな一枚を。
ついでに人間関係を精算してみましょうか。過去に囚われない自分になるために。
3 あなたにとって価値を決める分ける作業
あなたにとって必要な写真たちが決まりました。
次はカテゴリー分けです。
例えば、旅行先、人別、時代ごと、がスタンダード。
結婚式など、これは!と思うカテゴリーだけは別にしても良いですね。
細かく分けすぎない、時代が多少前後しても気にしない。ことが写真整理の挫折しないコツ。
カテゴリーによっては枚数の偏りも出てくるでしょう。
枚数が多いのはやはりそこに価値があるからでしょう。
4 写真を入れるのはアルミ缶やお菓子の箱でも良い
昭和の時代を生きた、ベリベリとフィルムを剥がして写真を入れるハードカバーのアルバム。重厚感があり、さぞ写真を大切にしている感はありますが、いつでもどこでも写真を撮れる今の時代にはミスマッチ。本棚に場所を占領したり、段ボールから出せない原因が重い、ってことだったらもったいない。
余裕があれば移し替えても。
何も考えずに写真だけをスライドするだけのアルバムがお勧めですが
先だったものがなければ、まずは家にある箱で良いのです。
劣化したときに写真同士がくっつくのでそこは何度も見返す時間の余裕は欲しいですね。
5 他人の手を借りる
ここまで来て、できそうでしょうか?
それでもやる気がない、めんどくさい、だったら
業者に頼む方法もあります。
カメラのキタムラ、節目写真館、富士フィルムなど。
DVDにデータ化コンパクトにするのが最大のメリット。コストはかかりますが他人の力を借りるのも手です。
フォトブックについても「気に入った写真」を選ぶ目を養う、良いきっかけです。
DVDにするのも、フォトブックにするのも、前途した1、2の要領がわかっていれば
今後どうでも良い写真を家に招き入れること、頼む際コストがかかること、を抑えられるでしょう。
私たちにあるのは、今と未来しかありません。
過去を見直せば今も未来も明るいものに変わるはずです。