子どもの洗濯物を間違える。
子どもの名前を間違える。
子どものスケジュールを把握できない。
懇談会では子どもの名前がスムーズに出てこない。
参観日では子どものクラスを探し回る。
運動会では写真に残すより残量のわずかな記憶に残す。
上に行くほど関わるもの全てに熱量が上がる。
下にいくほど子どもに関わる人間関係が希薄になる。
親の限界を早く知る、子どもたち。
早くも子どもに追い越される 、親。
上の子は親からやかましく言われ、下の子は上の子の都合に振り回され、中間子は持ち前の観察力を生かし中間管理職の様に働き。
唯一、一人っ子経験のあるマイペースな上の子。
上をみて下は育ち、親の機嫌のとりかたをごく自然に身につける下の子。
サンタさんの正体をいち早く知る下の子。
なんでも一番最初に買ってもらう上の子。
上の子が下の子に。下の子が上の子に
手加減を学習しながら喧嘩する。
呼び捨て同然。上下関係など存在しない。
口で負ける。力で負ける。頭脳で負ける。
制限のある中で自分の生きる道を探す。
親の存在なんてちっぽけなもの。
きょうだいの存在は唯一無二です。