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2021.02.08子どものことを「信じられるよう」になるには?

 

引っ込み思案で、友達に嫌なことをされても嫌といえない、自分の気持ちを伝えるのが苦手。

 

と、息子のことを、高校生になるまで本気で思っていました。

 

でも違っていた。知らなかった。理解していなかった。

もっと言うと、私の接し方が間違っていただけ。

 

現在高校3年、

これまで大きなトラブルもなく、学校にも一度も「行きたくない」と言ったことがない。(想像するに実際には行きたくないことはたくさんあったはず)

親には一度も相談らしきこと、したことなかった。

大丈夫か?不安なら言ってくれ。何でもいいから一言を。笑。

特に中学生あたりに無口に拍車がかかり、本当に「業務連絡以外」しゃべらない。

反抗期というのもあって、一端の喧嘩はしたけれど

何にも、言わない。だからこそ?心配で心配で。

こちらが声をかければかけるほど貝のようになる息子(笑)

不安になるのは親だけだったようです。

 

きっかけは

自分から志願した、高校のラグビー部。

試合で、対戦相手の2人の選手に身体一つで勇敢にタックルする姿をみて

自分の息子に対する思いが変わることに。

ラグビーは、今まで見たことがない息子を目の当たりにすることが多くあり、大きな収穫。

 

こんなにも、親として、恥ずかしい、情けないと思ったことは今までないかもしれない。

子どもを信じていなかった、のではないか。反省したのです。

 

喋らないのなら、見てみよう。

見てもわからなかったら、こちらから声をかけよう。

反応がなくても、心からできる限りの応援しよう。

 

信じよう。

あなたのお子さんも自分でちゃんと考えている。

不安よりも信頼を。

たとえ見えない(見づらい)ものでも、少しづつ変わる。信じればいい方向に変わる。

こんなことは、近くにいる大人・親しかできないのだから。

 

 

今、受験真っ只中。

決まらない不安に立ち向かっている息子にできる限りのエールを。

(ご飯を作って、いつも通り接するだけ、なのだけれど)

机に向かう毎日を、早く解放してあげたい、母です。

そして今後、彼が思うように生きる。生きたいように生きる。

どうなっても「あり」、と腹を括っています。

 

相変わらず無口な息子ですが、

じわじわと変わり始めています。

まだまだ?あとちょっと?残りわずかな子育て・親育ち、を頑張ります。