共通テストまで、あと2日。
受験生のみんな、力を出し切れるよう、心から応援しております。
我が家も、大学受験を控えた高校3年生の男子がいます。
2年前、二つ上の長男の時にも、大学受験を経験していることもあり
今回は少し落ち着いて?心情を吐露したいと思います。
子どもの話の前に
私は専門卒、大学受験の経験は無し。
主人は当時、2浪して早稲田大学第二文学部(夜間)に入学。
主人の浪人時代の苦労話は、受験期の子ども達へのいいアドバイスになっています。
主人は当時、高校で勉強をサボり、偏差値が落ち込み、希望する大学に入れなかった過去があります。
浪人時代は、やさぐれて成人式にも参加せず、世間とは切り離された気持ちにもなったそう。
学生でも、社会人でも、何者でもない、浪人時代。宙に浮いたような存在や立場。
だから自分の子どもには「浪人は経験させたくない」かと思いきや、そうではないらしい。
むしろ、浪人の経験は人生の中で大きな意味を持っている。というような事も言っています。
もちろん、浪人をさせたいわけではないけれども、浪人になったらなったで「受け入れる」。
浪人を経験したからこそ
「これでいっか」と手近な場所で安心することなく、目標を達成できたのかもしれません。
人よりも多く受験を経験しているから、子どもの受験のスケジュールを組み立てるのは主人の趣味の領域。
重ならないように、疲れないように、モチベーションを上げるように。
受験生以上に受験生?の父。
受験はロマンだ。
苦労しないで手に入れる?
苦労したからこそ、手に入れられる。
浪人を避けない。
受験生本人の気持ちとは別に、
「浪人だけは嫌だ/避けたい」という親も多いかもしれません。
なぜでしょうか?
苦労するから?出口のないトンネルにいるような気持ちになるから?かわいそうだから?
本当に、そうでしょうか。
結果、どうなるかは本人の努力次第、ですが。
子どもを信じましょうよ。
誰よりも先に、親が諦めちゃ、だめだ。
目的は、第一志望に合格すること「だけ」じゃない。
今までやってきた全てが「出し切れる」こと。
だから、正直、どこの大学に行こうが構わない。
本人が納得した大学に入れること。ここが一番大事だと思っています。
もし、納得できる大学に入ることができなかったら。
それは浪人も仕方ないこと。
選択肢の一つとして、本人にも話していますし、大人も覚悟しています。
覚悟はあるか?
たかだか長い人生の内の、2年間。やさぐれただけではない。
浪人時代は学力を上げるだけでなく、後々にも、決して無駄ではなかった。
こうやって子ども達にアドバイスや安心感を与えられるのだから。
今では子ども達が「どんな進路になっても受け入れる覚悟」はあるので
気持ちは落ち着いています。
親子のコミュニュケーション
受験生の次男は割と喋る、家族のムードメーカー的存在。
模試があった日はドア開けたら「どうだったか」足よりも口が先に動いているような子。
対し、2つ上の長男は無口。本当にしゃべらない。聞かなきゃ答えないし、聞いても「うん」「すん」??。
今でもそうです。ですが受験期は父とのコミュニュケーションが必要になります。
どこをどうやって、いつに何を、ここが上手くいかなかったら他はどうか?など。
普段喋らない長男が、唯一口を動かしたのはこの受験期、かもしれません。
当時、本人の心配もあったと思うけれど、
失敗談を交えながら子どもの質問に受け答えしてくれたのは他でもない主人でした(今回も)
片付けは本当に下手くそ、な主人ですが
家族で子ども達に受験のアドバイスできるのは、浪人経験ある、主人の特権。
片付けができなくても、私がやればいい。
家族の役割、ここにあり。
子どもが頑張っているのだ。
親も頑張ろう。