heya-koto

BLOG

2023.01.16「捨てましょう!」と言われるのかと思った。

 

先日、都内とある事務所の整理収納作業でした。

 

初めましての挨拶から

何にお困りなのか?どうしたいのか?をヒアリング

 

社長曰く、

以前参加したセミナーで5S(職場環境をよくするための整頓などの活動)をすることで業績が上がった会社などの話を伺って

片付けをしたい。

けれども、それは同時に「発狂したくなるほど」整頓することが苦痛である。

との話も伺いました。

 

 

片付け=捨てる

ではないこと。

まず私が提案した事です。

 

 

7年前のカレンダーが出ても、5年前の新聞を見つけても、スペースを邪魔する家具があっても。

紙切れ一枚も捨てずに、そう、何一つ捨てず

5時間の整理収納作業は完了しました。

 

床が見え、在庫管理を見える化し、歩く通路ができ、作業台は久しぶりに作業台として日の目を見る事ができ、動きやすいようにデスク移動し、従業員皆さんの働きやすくなるためのスペースを作りました。

 

 

ふと、社長から意外な言葉

「“捨てましょう!”と(金内から)言われるのかと思った。言わないんですね」と。

 

言われたいのなら、言いましょう。笑。

ですが

捨てられない人に「捨てましょう」と言ったって、うまく行きません。

なぜ捨てられないのか?背景やお気持ちだってあります。

捨てられないことよりも、もっとやるべき、大事な事があるから。

だから意地でも「言いません」。

 

最後に、社長に再度「捨ててもよさそうなもの」を聞かれたので

段ボールの使う頻度、会社に送られてくる段ボールの個数、シュチュエーションなどを伺い、

「段ボール、無くてもいいですね」とはハッキリ言いましたけれど。

 

 

解決の糸口が見つかりますように。

捨てられない人に「捨てましょう」と意味のないことは言いません。

もっと根本的な部分に片付けの本質はあります。