引っ込み思案で、友達に嫌なことをされても嫌といえない、自分の気持ちを伝えるのが苦手。
と、息子のことを、高校生になるまで本気で思っていました。
でも違っていた。知らなかった。理解していなかった。
もっと言うと、私の接し方が間違っていただけ。
現在高校3年、
これまで大きなトラブルもなく、学校にも一度も「行きたくない」と言ったことがない。(想像するに実際には行きたくないことはたくさんあったはず)
親には一度も相談らしきこと、したことなかった。
大丈夫か?不安なら言ってくれ。何でもいいから一言を。笑。
特に中学生あたりに無口に拍車がかかり、本当に「業務連絡以外」しゃべらない。
反抗期というのもあって、一端の喧嘩はしたけれど
何にも、言わない。だからこそ?心配で心配で。
こちらが声をかければかけるほど貝のようになる息子(笑)
不安になるのは親だけだったようです。
きっかけは
自分から志願した、高校のラグビー部。
試合で、対戦相手の2人の選手に身体一つで勇敢にタックルする姿をみて
自分の息子に対する思いが変わることに。
ラグビーは、今まで見たことがない息子を目の当たりにすることが多くあり、大きな収穫。
こんなにも、親として、恥ずかしい、情けないと思ったことは今までないかもしれない。
子どもを信じていなかった、のではないか。反省したのです。
喋らないのなら、見てみよう。
見てもわからなかったら、こちらから声をかけよう。
反応がなくても、心からできる限りの応援しよう。
信じよう。
あなたのお子さんも自分でちゃんと考えている。
不安よりも信頼を。
たとえ見えない(見づらい)ものでも、少しづつ変わる。信じればいい方向に変わる。
こんなことは、近くにいる大人・親しかできないのだから。
今、受験真っ只中。
決まらない不安に立ち向かっている息子にできる限りのエールを。
(ご飯を作って、いつも通り接するだけ、なのだけれど)
机に向かう毎日を、早く解放してあげたい、母です。
そして今後、彼が思うように生きる。生きたいように生きる。
どうなっても「あり」、と腹を括っています。
相変わらず無口な息子ですが、
じわじわと変わり始めています。
まだまだ?あとちょっと?残りわずかな子育て・親育ち、を頑張ります。