もう十年近くお世話になっている、近所のお医者さま。
親しみがあり、穏やかで、いつもニコニコ。
私が片付けの仕事をしていることをご存じで
「片付けられないんですよ〜」と
ご自分のデスクの下にある足の入るスペースがない山になった本や書類を指差し、私に相談したこともあったっけ(笑)
デスクにはいつもミニカーやおもちゃがあるので付き添いの弟や妹は診察中でもホッとするようで、遊ばせていただいています。
先日も三男が熱を出し妹を連れて診察しました。
診察室にある患者さん用の座面がくるくる回る丸椅子があり
妹が誰も座っていない丸椅子の座面を、
案の定「くるくると」手で回し始めました。
ああっ、診察中なのに!
先生も気が散り話に集中できないはず。。
制止しようとしたその時
なんと
院長先生が診察中にも関わらず
「くるくると」娘と同じように手で回し始めました。
娘と同じ行動を。
最初はびっくり。
でも、
そのあと感動。
権威や知識や経歴よりも、もっと大事なことに
片付けられるかどうかよりも、もっと大事なことに
気がつきました。