
整理整頓、と言う言葉がある。
「整理整頓」と一括りに意味を理解しておられる方も多いかと思うが
片付けのプロである金内は
「整理」と「整頓」を分けて考えている。
整理・・・不必要なモノを取り除くこと。および分類。
整頓・・・見た目を美しく整えること。
大きく意味合いが異なり、
心の「整理」など、根本的な意味合いの強い整理とは違い、
整頓は整理された空間を表層上、美しく整えることにある。
整理ができていなければ、整頓はできない。
なのだが、
整理することの抵抗感や、物理的な時間の確保ができない方に対して、
クライアントのご希望である、整頓を優先に行うことも、ままある。
今日は整頓のポイントをお伝えしたい。
まずは全体を見る。
何がどのようにあるのか?
例えば、クローゼットの中。
礼服、シーズンもの、の衣類の分類から
家族それぞれの分類、父母、長男、長女、など。
ウールのロングコート、シルクのブラウス、など素材別。
などなど。

ジャンルや目的に応じ、分けて配置する。
例えば
礼服は端っこの取り出しにくいスペースに。
父は手前、母は奥、子供は中央に。
ウールは引き出しが引っかからないスペースに、など。
配置するには、モノをまとめて置く。
まとめることで、単に美しいだけではない、秩序が生まれる。
曲がったものをまっすぐに。
出っ張ったモノを引っ込める。
高さを均一にする。
など。

曲がっているだけで、一気に見た目が悪くなる。
リモコンがぐちゃぐちゃとテーブルの上に置いているのと、
まっすぐに並べてあるのでは、誰しも違うことはお分かりだろう。
傘立てから傘が一つ、ぴょんと出ていないだろうか?
傘の状態は開きっぱなし?
傘を生地を整えながらボタンで閉じ、他と同じように入れるだけで、ぐんと印象が変わる。
ダイニングカウンターのものが雑然としている?
1でお伝えしたジャンルごとに分けたら、その中で高さを揃える。
たくさんあるモノを配置するポイントは、高いものは奥、低いものは手前に配置。
そうすることで、見た目だけでは無く、何がどこにあるのかわかりやくなる。
リバウンドする、これは体の話では無く、家のものも「リバウンド」する。
整頓を一生懸命に頑張ってとて、それは冒頭でもお伝えした表層上だけのもの。
時間経過とともに、ものは溢れ、せっかく綺麗にした整頓が追いつかなくなる。

だから整理が必要、なのだ。
しかしながら、分類ありきの整頓を行うことで
クライアントが「気づく」ことも目的としてある。
綺麗にならなければ、頭の中もスッキリとはしない。
綺麗をキープするには?
奥にある、使わないであろうあの文房具を捨ててもいいかな。
廊下にレンタル用品が置きっぱなしだと歩きづらい。など。
手段選ばず。
どんな方法であっても、片付けには「整理」が絶対不可欠、なのだ。