
使ったら、戻す。
片付けの基本中の基本。
使ったら、戻すことができないのは
あなただけではなく、私もそうだ。
買ったばかりの靴下のタグを取るために、
ダイニングにあるチェスト引き出しからはさみを取り、
靴下についているタグを取る。
靴下は収納場所にすぐに入れたが、
しばらくしてチェストの上にあるハサミと切ったタグが置きっぱなしになっている、ことに気がつく。

なんてことはザラ。偉そうに言えない。
なんで使ったら戻すことができないのか?
戻しにくい構造、になっていないだろうか?
具体的に言うと、
ものを取り出すまでに手間と時間がかかる収納。
要するに“面倒くさい収納”になっていることが挙げられる。
例えば、衣類を取り出すまでの面倒な収納の例
クローゼットの扉を開けて→引き出しを開け→衣類を取り出す


衣類を取り出すまでに、2つの行程がある。
取り出すのが面倒、ってことは、
同じように、戻す動作も面倒だってことは、お分かりだろう。
例えば、
扉を開けたら衣類、引き出しを開けたら衣類、のように1つの行程だったら手間がかからない。
なんなら開ける動作、さえもゼロにする、オープンラック収納は最たるもの。
手間がかかるから、戻すのもおっくうになる。
そもそも、その場所に収納/置くこと自体がマッチしていない。
適材適所ではない、と言うことも挙げられる。
例えば工具。
玄関収納や廊下収納に置いているお宅も多いかと思うが、
実際には、リビングやダイニングで電池交換のためにしか、使わない。
それも、その中にあるプラス/マイナスドライバーしか使わない、なんてことはないだろうか。
工具一式は重く、取り出すのも一苦労。
戻すのが面倒になってダイニングのカウンターにひっそりと出番を待つようになるものの
いつしかダイニングに置いたことを忘れて
必要になった時に「あれ?ドライバーどこやった?」になりかねない。
工具セットの場所がおかしい、のではない。
工具セットからドライバーだけを抜き取り

プラス/マイナスドライバーの場所を変えれば良いだけ、の話だ。

ドライバー専用の居場所をダイニングやリビングに配置する。

これだけで、玄関や廊下まで寒い思いをして工具セットまで向かわなくても
2、3歩歩いただけで、電池交換が可能になり、戻しやすい収納になる。
「しまわなくちゃ」「片付けなくちゃ」の意識が低い。
冒頭の話にあった、
靴下タグを捨て、引き出しにハサミを戻さなきゃ、といった意識が低いと言うこと。
頭の中は買ったばかりの靴下でいっぱい。
靴下をどう収納するか。どこに置こうか?収納内はいっぱいだったかしら?など。
切り取ったタグや使ったハサミなどのことは一瞬で忘れ去られる。

優先順位を高くする必要は?
いや、その必要は無いんじゃないかな。
言い訳みたいになるが、
これだけああだこうだと、長々とうんちくまで垂れて、結局これよ?

優先順位が低いものは低いままでいい。
高いものはもうすでに決まっているのだから。
できない、忘れっぽい、偉そうなことは言えない。
やるだけのことはやった。
片付けには、完璧よりも愛嬌が必要じゃ無いかと思う、今日この頃だ。