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2024.09.22【血液型占い】が無くなる?未来

 

かつては自分の血液型を誰もが、わかる時代だった。

 

出産時に血液検査をしてA、B、O、AB型と

さらにはRhまで調べていた。

Rhマイナスがどうとか、学校で友人と何度か話した記憶がある。

 

ところが

最近の子どもは「自分の血液型を知らない」のだ。

紛れもなく平成生まれ、令和育ちの、4人の我が子たちもだ。

(ギリ、21歳の長男、19歳の次男の母子手帳には血液型の記載があった)

それでも私は我が子が「何型か」は覚えていなかった。

 

 

血液型を知らなくていい、理由は2つある。

・出産時の血液型は、その後他の血液型に変わることがある。精度が低い。

・輸血時に血液型を直前に調べるので必要がない。

ということを、かかりつけ医に聞いたことがある。

 

 

確かに

病院でも血液型を聞かれることもないし、

こちらで血液型を把握する必要性を日常で感じない。

 

 

ということは

血液型占い、あったけれど、あれ、どうなるの?

A型は真面目、B型はマイペース、O型は大らか、AB型は器用、のような性格を探る会話のちょっとしたツールだったりする。

A型とO型は相性がいい、とか相性占いもある。

どうでもいいことだが

人から「金内さんはB型ぽいよね」と言われることがよくあるが、生粋のA型だ。

何を見てB型と言えるのか?

 

よく性格を当てはめ、A型っぽいとか「血液型のせい」にする。

「ああ、だから〇〇さんは、B型なんだね」と後付けで納得する。

 

それはそれで面白い。

基本的に誰も傷つかないし、

分類が4つしかないので当たるような当たらないような。

そして言い当てられた方は

「A型だから几帳面にしなくちゃ!」なんて自分を刷り込ませたりして。

 

これから先、血液型占い、なんてものは無くなるのだろう。

自分の血液型がわからないのだから。

 

さて我が家の一番若い、4番目の子ども、娘(小6)。

女子だからか、占いも結構好きである。

先日

「血液型占いって知っている?」

と娘に聞いたところ、

「知っているよ」「図書館で血液型占いの本があった」と返事があった。

 

母娘の会話でも血液型の話だって、たまにする。

「(娘に)多分O型ぽいね」とか子どもの血液型を予想する。なんだそれ。だが。

母(私)は特にアホである。

 

で話を戻す。

 

母:「それで、血液型占いの本、血液型を知らないのに読んでいるの?」

娘:「そう、友達の何々ちゃんはO型ぽいから、大らかなんだね、とか」

母:「へーー、そんな話するんだ〜」「知らなくても当たるかどうかが面白いんだよね」へへ。と、アホ丸出し。

 

そのくらいの感覚で占いをするのが、ちょうどいいのかもしれない。

全てを信じず。自分に都合のいいこと、だけを信じる。

 

 

さて巷では、16種類の性格がわかる、16パーソナリティという

占いとはちょっと違うと思うが、診断がある。

ご存知だろうか?

 

娘は友人たちと一緒にスマホ片手に、すでに診断していた。

何タイプか?など、話して血液型占いの結果がわかった時のように

「ああ、だから△△ちゃんはリーダーシップが取れるんだね」と

もうそんな話までしている。

大人顔負け、だ。

 

私も、人に勧められてやってみたが、結果に納得がいかない。

潜在意識なのかもしれないが、信じたくない、のである。

そして何度か試してみるが、違った結果に納得のいくものではない。

こんな人間は診断をやるべきではない、と自分でも思うのだが、

また新たな診断/占いが世に出れば、試したくなるのも人の常。

 

 

今も昔も人は何かに「診断」されたい生き物、である。

ああ、占いって楽しい。