heya-koto

BLOG

2025.04.02【空の巣症候群】体験記

 

 

寂しい。

長男がとうとう巣立ってしまった。

わかっている事だけれど

今こうやって書いている時も涙が止まらない。

 

 

世の先輩ママ達はこんな辛い経験をしているのだと思うと

本当に尊敬する。

 

これまで、独立したお子さんをもつママと話していても

どこか他人事だった。

すごいなー。くらいにしか思わなかった。

 

 

こんな辛い思いをするのはもう嫌だ。

これからあと3人、巣立つなんて気が狂いそうだ。

 

 

 

『空の巣症候群』という言葉をご存知だろうか?

ひな(子)が巣立った後の空っぽの巣からその名の由来があるそうだ。

まさに今の私のような状態が続く事だ。

 

子どもの独立は喜ばしい反面、

母親としての役割が終わりを迎え、子どもがいなくなる空虚感。

 

 

けれど、いつまでもこんなジメジメしてはいられない。

長男だけではない。他にも家族がいる。

 

最終的には、

夫と手を繋いで狭い団地に引っ越す(幸せな)老後が待っている。はずだ。

 

 

積み上げた段ボールがなくなり

空っぽになった部屋を見て、また涙がこぼれた。

 

 

 

けれど、次にこの部屋に移る、次男がいる。

おそらく2年後にまた巣立つであろう、次男のために動くか。

 

 

 

 

1 掃除をする

 

掃除はいい。

何がいいって、頭の中が空っぽになるからだ。

もう少し言うと、

「綺麗にしよう」という集中力が発揮される。

他に考えることが少なくなる。

 

 

ランプシェードのホコリ

 

引き出しの中

 

家具の裏側

 

 

隅々まで磨く。

ついでにシーツとカーテンも洗う。

 

普段は部屋に入ることもあったが、引き出しの中は開けていない。

空になったからできるのだ。

 

 

 

 

2 三方よし

 

掃除をしながら何も考えないわけではない。

やはり長男のことが頭に浮かぶ。

 

けれど、掃除をしながら考えることと

ソファーに座って考えることは全く違うことに

拭き掃除をしながら、気がつく。

 

長男が願っているのは毎日涙を流している母親ではないはず。

そもそも母親のことなんて1ミリも思い出さなくていい。

その方がお互いに幸せだ。

 

 

次男も掃除した部屋でくつろげるのだ。

一人部屋を楽しみにしている。

次男のために綺麗にしよう。

 

 

 

とにかく体を動かす。

身をもてあましているから涙が勝手に流れるのだ。

頭の中は長男のことも考えるだろう。

だが、考え方が変わってくる。

 

 

掃除してわかった。

心の中までも掃除された気がした。

少し元気になった。

 

長男に、次男に、私の心が、整理された。

 

 

 

 

3 いつでも帰省できる家に

 

私にとって、掃除をすることは仕事であり、日常だ。

日常を変えることはあまり好きではない。

 

空の巣症候群の改善策としてネットなどでは

趣味を見つける、新しいコミュニティに参加する、ペットを飼う、など

いくらでも「寂しさ」を紛らわす方法はある。

世の中には、これらで効果が現れる人はたくさんいるだろう。

 

が、何かしら無理をして、趣味や知人や可愛がる対象を増やすことは

自分にとって「新たなストレス」になるのだ。

わがままなのだが、日常を1ミリも変えたくないのだ。

 

 

 

 

そんな内向的思考な人間こそ、掃除を勧めたい。

 

 

 

いつでも子どもが帰って来られるように。

家族がくつろげるように。

母が健康でいられるように。

 

 

さあ、いつも通り仕事に精を出そう。

 

そして春から親元を離れて生活をする若者達。

がんばれ!応援しているよ。