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2025.11.12これからの【ニット】お手入れと収納

 

 

11月も中旬に入り

クローゼットの中も、秋から冬ものに変わる時期が来た。

 

 

これまでは主に綿素材のニットから、

これからは、ウールやカシミヤなどの暖かいニットの出番。

 

暖かく着ていてホッとする、冬ものニットだが、

 

ニットの

手入れや扱い、収納にお困りではないだろうか。

 

 

 

ニットには2種類あると思う。

 

 

普段着ニット

 

 

 

②よそ行きニット

 

 

 

①普段着ニットは、毎日のように着て洗濯機でTシャツのようにガンガン洗えるもの。

 

 

②よそ行きニットは、その名の通りランチや人と会うときに

「ちょっと良いもの」を身につけたい。と思う時に着るもの。

 

 

 

人によっては「カシミアが普段着」と言う方もおられるだろうが、

今回一般的な分け方をさせていただいた。

 

 

 

1   毛玉問題

 

 

ニット表面の繊維が摩擦などで擦れて絡まり、

それが毛玉になる。

 

 

①普段着ニットは、毛玉知らず。

個人的な意見だが

毛足が短いものが多く絡まりにくい。

 

例えばユニクロのリブタートルネックセーター。

 

 

これは洗濯回数の頻度が高くても、ほぼ毛玉ができない。

 

 

 

②よそ行きニットは、毛玉が出来やすい。

 

 

天然素材のウールなど毛足があると、

その分毛玉になりやすい。

例えば、ウール100%セーター。

歩いて左右に、腕を上下したり、ショルダーバッグが当たり、など。摩擦から毛玉になる。

 

 

対策

毎日は着ないで休ませる。

着用後ブラッシング。

毛玉取りで毛玉をカット。

 

 

毛玉取りで、多少は生地が薄くなるが、

ニットとて、いわば消耗品。

少し薄くなっても寒い時期に着て過ごすのがニットの役目。

 

 

 

 

2   縮む問題

 

水、熱、摩擦が縮みの原因。

洗濯機の水や回転の摩擦、乾燥機の熱など。

一度縮んだら、なかなか元に戻らない。厄介な問題。

 

ニットのお手入れ方法を調べてから、

いざ購入する方も多いだろう。

 

 

①普段着ニットは、洗濯機OK/マシンウォッシャブルの表示がある。そのため縮む事は無いはず。

 

 

 

②よそ行きニットは、自宅で洗濯すると(必ずと言っていいほど)縮む。

 

 

天然素材ほど縮むのだ。

何度も洗ってはガッカリした事を懲りずに経験している。

 

 

 

対策

よそ行きニットは洗わずにシーズン着倒す。

ケチらないでクリーニングに出す。

シーズンは洗わないので1でお伝えした、

着用後にブラッシングに加え、風通しを良い場所で保管。湿気を飛ばす。

 

 

洗わない事に抵抗がある方は、毎回クリーニングに出す。

普段着ニットよりよそ行きニットは着用頻度が低いので

さほど汚れはない。はず。

 

毛玉が大量になったら「充分着た」証拠。

処分を検討しても良い。

 

 

 

 

 

3   収納どうする?問題

 

ニット収納で気をつけたいのは、シワにならない収納。

 

肩の部分が伸びるため

ハンガーよりも畳むことをお勧めする。

 

 

掛ける収納にこだわるのなら、

マワハンガー」(☜リンク)など。跡残りを軽減

肩が丸くなっているハンガーもある。

 

 

 

①普段着ニットは、洗ったら、

収納には「畳む」が基本。

 

畳む際は、

 

・中心を折り返して袖→身ごろの順に畳む

 

 

 

・肩を折り返して袖→見ごろの順に畳む

 

2通りの方法がある。

 

 

 

②よそ行きニットは、洗わないで保管のため、

「洗わないニット」カゴなり、引き出し一つ分、

を用意すると良い。

 

 

こちらも「畳む」が基本。

衣類も「洗濯したもの」「それ以外」に分ける。

 

 

 

シワにならないためには、

収納内に沢山入れすぎない事が重要。

こぶし一つ分くらいの余裕が欲しい。

 

空気を含ませる事で、シワだけでなく

湿度コントロールでカビや劣化を防ぐ。

 

 

 

これからの季節、

良きニット生活を送っていただきたい。