家族間のストックの持ち方の相違。
夫: たくさんストックがあればいい。
妻: なるべく少ない量で暮らしたい。
お互いが意見が噛み合わない。
そんなことはないだろうか?
ストックの持ち方。
ストックは「少なければ少ないほど」いい?
そうだろうか?
私はそう思わない。
むしろ、ストックが少ないということは
防災備蓄の面から不安要素が多い。
世の中のものを持たない流行に乗っかって、いざという時に不安になるのは嫌だ。
では多ければ多いほどいいのか?
それもまた
管理する上で探し物や無駄買いなどのロスも発生する。
ご自分に、ご家族にとっての最適解は?
それを見つけるのが整理であり片付けだ。
きっちり決めつけることはないけれど
大まかにルールを決めておけばアイテムが溢れて困ることもなかろう。
溢れて困る、というのはただ単に片付かない。ということだけではない。
管理できなくなるということであり
ゆくゆくは家計の無駄や買い物の手間や家族への不信感にもつながってくる。
例えば
・ラスト1つになったら、一つ買い足す
・シャンプーは2種類まで持つ
・肌に合わないなどで使わなくなった洗剤ボトルは処分する
・収納カゴなどから溢れないようにチェックして買い物をセーブする
・買い物担当者を決めて任せる
収納から溢れないように管理すればいいだけの話。
担当者というのは
我が家の場合、衣類洗剤の買い物は夫の担当。
どの製品がコスパいいのか?他社との比較、まとめて購入すればいくら安いか?
私には全く興味ないことでも、夫にとって興味がある分野なのだ。
家族間でも得意不得意分野がある。
もし勝手に大量に買ってきて、本意でないとするなら
一緒に買い物に出かける、のは如何だろう。え?嫌?!
「妻が買い物で重い思いをしないように、俺が買い物に行く」
「私が家を掃除しているの。床に洗剤ボトルをどかす日常は嫌」
お互いに言い分はある。
それもわかっている、ところだろう。
片付けの出張サービスに伺うと
不在であってもご主人の「言い分」も充分理解できる。
どちらかというと依頼者の奥様の味方をしてしまうことも多いが。
ただ、妻からの一方的であれ、話をよくよく聞いていると
お互いにお互いを思いやっている行動の末、こうなった。
という結論に行き着く。
なあんだ。そうか。
熱は冷めていない。
言葉は尽くしてきた?
お願いをしてきた?
諦めの境地にいる?
ここまできたら、あとは笑うだけ、じゃない?
無責任だろうか?
いや、大真面目だ。
自分がそうだったから。
過去に夫に家事の指示ばかりしていたから、
明らかな家庭内のギクシャクができてしまった事がある。
働いて稼いでいるのも夫なのに。子育てだって進路などの分野はプロ級?だ。
それに気がついてからというもの、
任せ、見ない、笑う。を実行した。
そうしたら収納が溢れても許せる自分になった。
相手のことではない、自分の心の狭さに気がつくのだ。
お互い様の精神で笑って。
パートナーが、唯一無二の存在であるために。