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2025.05.06あの人の【名前を呼ぶ】あなたが好かれる法則

 

 

人から好かれたいなら『名前を』呼ぶ。

 

 

これは相手が男だろうが女だろうが、子供だろうが年配だろうが

恋愛関係だろうが、仕事関係だろうが、家族だろうが。

全く関係ない。

いつでもどこでも誰にでも、あなたにでもできること、なのだ。

 

もっとお近づきになりたい人がいるのなら、ぜひ実践して欲しい。

 

 

 

 

1 「おばちゃん」ではダメなのだ

 

昨日、実家帰省した際に

母が、週に3回来訪する年上のヘルパーのことを「おばちゃんが〜」と話しているのを聞いて、その言葉がひっかかり気になった。

 

「お母さん、“おばちゃん”って名前なんていうの?」

母は思い出しながらも「ええっと・・・なんだっけ。。」思い出せない。

最近物忘れが多くなってきた。

それも承知の上で質問した。が、思い出せない。

 

「お母さん、名前で呼んであげたほうがヘルパーさん、喜ぶよ。

冷蔵庫のメモの端にでもいいから名前を書いて覚えて(名前を)呼んであげたほうがいい」

 

出先での会話だったので、私が調べてメモに書いて冷蔵庫に貼ってあげたかったくらいだ。

 

メモに記載することも、名前を呼んでと私の願いも

叶わないかもしれないが、これだけは、と思っている。

 

 

 

 

2 覚えないという怠慢

 

というのも、私自身名前を呼んでもらえず、がっかりした経験があるからだ。

 

以前、片付けで訪問していたクライアントから

ずっと「おばちゃん」呼ばわりされていたことあった。

 

私の方が年上だったらさほど気にしないのだが、彼女は私より20以上年配。

2週に一回の訪問を3年近く。

顔を見合わせているのに「おばちゃん」。

現在はそのクライアントとは、契約は終了。

それが原因と言うわけではないが、どうしてもその呼び方が嫌だった。

 

当時、母のように物忘れがあるなどの“症状”はなかったはずだ。

だとするなら、ただの怠慢ではないか?

 

私には何度も会う人に対して名前を呼ばないことが、どうしても理解できないのだ。

 

 

 

 

3 人に好かれたいと願う前に

 

そういう自分とて記憶力がものすごく悪い。

しかも人の顔と名前セットで覚えることが、かなり劣っている。

何度か会った人から「金内さん」と呼ばれたが、私は覚えてないと言うこともしょっちゅうで平謝りを繰り返す。

 

 

ある時そんなことを美容師さんに話したら

人のこと、興味ないでしょう

ああ、痛いところをつかれた。

 

全くその通りだ。人のことは興味がない。

私だって「おばちゃん」と呼ぶクライアントとそう変わらない。

 

けれど同じことをしていたら成長がない。

何のためにこうやってアウトプットもしているのだ?

 

 

先日、高校教師をしている弟と話した。

「たくさんいる生徒の名前を覚えるのには?」と質問した。

 

弟はうーーん、と宙を見ながら

何かに引っ掛けることよりも、誰かに似ている人を重ねることでもなく

 

「繰り返し(相手・生徒の)名前を呼ぶ」こと。と言った

 

原始的ではあるが、納得した。これに尽きるだろう。

 

 

名前を呼んでくれる人には、間違いなく好意的な感情が芽生える。

当然顔を見て話すのだから効果は絶大だ。

 

 

先日会った保険の外交員の方から「奥様」ではなく「朋子さま」と呼ばれたときは

ビジネスの常套句であっても嬉しい。好きになったと言うのは笑い話になるが

彼のことを信用している。

 

私も仕事で、馴れ馴れしくない程度にさりげなく下の名前を呼んでいる。

クライアントに少しでも好かれたいからだ。

覚えが悪い、人に興味がない、私でもできるのだ。

繰り返すことで忘れないし、信頼関係も築ける。

 

 

目の前の相手をいかに喜ばせるか?

相手に欲するくらいなら、相手に興味を示す。

信頼関係を築きたいなら、名前を呼ぶ。

 

 

今からでもできること。