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2024.10.15これは革命【ずるいほどに旨い鶏むねおかず】レシピ本

 

毎週、必ず鶏むね肉1kgを買う。

 

高タンパクで、安価で、ボリュームがある。

そして育ち盛りの子どもが4人いるので、

鶏胸肉はとにかく調理の使い勝手がいい。

 

 

ただ、いかんせん

・パサついた食感

・もも肉に比べ、淡白な味が唐揚げに不向き?な気がして唐揚げにはもも肉を使う

・いつも同じレシピ(チキン南蛮、とり天、チキンチーズカツなど)になってしまう。

がいつも残念に思うところ。

 

しかも、食べ物には少しうるさい大学2年生の次男は

「あまり胸肉の弾力が好きではない」といつも不満そう。

とのことで、

いつも安さだけの理由で「次男よ、許せ」と惰性で胸肉を買っている有様。

 

 

前置きが長くなったが

 

本屋にふらっと立ち寄った際に

目に留まった

 

『和食屋さんがこっそり教える ずるいほどに旨い鶏むねおかず』

賛否両論店主 笠原将弘

 

 

おおっ、こ、これは?!

我が家の救世主になるかも。

中身をちら見、その後、すぐにレジに直行。

 

結論から言う。

どの料理も、“ものすごくおいしく”出来上がる。

 

購入して1ヶ月ほど経つが、本の中の3品以上作っている。

鶏むねの南蛮漬け、(酢豚ならぬ)酢鶏、鶏マヨ、鶏むねの唐揚げ

すべて、柔らかく、しっかり味がついていて、やり過ぎた感が全くないのにどれも旨い。

材料も家にあるもので賄え、調理工程もとてもシンプルで手間がかからない。

初心者の方も安心して作れる。

 

また、レシピ考案の笠原さんのご実家が焼き鳥屋さんだったことから

鶏むね愛を感じる。

 

 

その中でも、鶏マヨはもう5回以上作っている。

鶏むね肉が好きではない次男が「これうまい!」

他のレシピも試してみたが、旨いと必ず言われる。

家族にも大好評だ。

 

 

で、どんだけ言葉を尽くしても伝わりきれないので

鶏マヨを作ってみて、写真で見せる。

 

お肉が柔らかくなる、おすすめの切り方、削ぎ切り。

 

衣も混ぜるだけ。簡単。

 

衣をつけた肉を揚げていくのだが

レシピ「油を1センチに入れて焼き揚げる」とのこと。

油を大量に使わなくていいのも高ポイント。

 

ひっくり返し、油を切る。

 

で、絡めるソースがこれまた驚き。

マヨネーズ、レモン汁、そして

練乳!

嘘みたいだが、これがまた旨みを引き立てる。

 

ソースに混ぜ合わせる。

 

黒胡椒をふり、完成。

 

 

キッチンに立つこと30年近く。

新米主婦の時は、レシピ本を買って

本がふにゃふにゃボロボロになるまで何度も自分に「落とし込めた」

 

時がすぎ、クックパッドの登場と共にレシピ本の出番も少なくなり

最近では自宅冷蔵庫にある食材×食材で作れるレシピサイトばかりを参考にしていた。

だが、本屋でレシピ本など買うこともなくなった最近では

自身の料理の腕も上がってきたし「必要ない」と思っていたが、

そんなことはない。新しい調理の知識にレシピ本は必要。

 

この本に「出会えてよかった」。家宝にしたいくらい。

 

 

物価高の今、本当にありがたい。

買って損はない。

確実に旨い鶏むね肉を使いこなせる技が、身に付く。ことを約束する。