heya-koto

BLOG

2024.07.27鬼のように物を減らしても何故か雑然とした【3つの理由】

 

シンプルライフ、ミニマリストを目指す方へ。

 

スッキリ暮らして、身も心も平静を保ちたい。

様々な雑念から解放されたいから、物を減らす。

今ある物を減らしたら、もっと暮らしやすくなる。

 

そう思われている方も多いと思います。

 

確かに物を減らせば暮らしやすくなる

空間がスッキリすれば、余計なことも考えなくてもいいかもしれません。

心穏やかに暮らせるでしょう。

 

 

でも、なぜかうまくいかない。

部屋は未だ雑然として思い描いているイメージと異なる。

なんてことはないでしょうか。

 

理由はこのように考えます。

 

 

【理由1】「まとめて」いないから

減らしただけでうまくいかない理由、それは

ただ減らしただけ、だから。

物をまとめてみましょう。

例えば、

「文具」「書類」「コスメ」「衣類」「大工道具」など。

それぞれのカテゴリーにまとめてみて。

まとめてみたらわかるのですが

趣味の手芸の端切れが山ほど出てきた、など物がバランスが偏っていないかしら?

偏っていてもOK。物や持ち方の傾向を把握することが大切。

 

 

【理由2】「適材適所」ではないから

動線、という言葉を聞いたことがあるでしょうか?

人の動きに応じて「そこに物がある」状態が使いやすく暮らしやすい。

例えば、玄関収納/廊下収納に古新聞をくくるための、ビニール紐とハサミがセットで置いてあると、くくる時だけでなく、玄関からの動線で、すぐにゴミ集積場にも出せ、便利。

この紐ハサミセット、ですが

例えば、リビング隣の和室押し入れに置いてあったら、新聞をゴミに出す動線が悪く、おそらく不便かもしれません。

さらに、紐やハサミが押し入れだけでなく、パントリーやダイニングテーブルの上に置きっぱなし。あちこちにある、なんてことないでしょうか?

何気なく点在して置いてあるのはそこが「適材適所」ではない、ということ。

 

 

【理由3】「0か100か」で片付けていない?

片付いた状態、って感じ方は人それぞれなのですが

もしかしたら片付いた状態を、

完璧に誰が見てもOKな完璧で美しい状態にしようとしていない?

引き出しを開けても、一糸乱れぬボックスと配置と少ない物、が理想?

リバウンドを許さず、散らかる事を許さず、そんな自分も許さず。

60〜70点クリアすればそれでいい。

なぜなら、われわれは買い物にも行ってはいらぬ物も買ってきてしまうし、人から断れない物はもらうし、使っていないからと言ってすぐには捨てられないし、なんだかんだと言い訳をして物を持ちたがる、から。

 

 

さいごに。

美しさの基準はひとそれぞれ。

使いやすさの基準もひとそれぞれ。

他人と比べる、相対的なシンプルライフなど存在しません。

 

あなただけの暮らしやすさを追求してみませんか。