昨日は朝から晩まで仕事で出ずっぱり。
夕飯もままならなく、帰路に立ち寄るのは
いつもの吉牛の牛皿ファミリーパック2つ、8人前。
ご飯は留守番の娘にお願いして、夕飯までに炊いておいてもらう。
私も家族も、なんとも幸せで合理的な夕飯だろうか。
日中は主人が少しの在宅時間があり、
洗濯物全般をお願いしていた。
天候もあまり良くなく、湿度も高い。
さて、洗濯物乾くか?
帰宅時間までに全て乾かす、を無言の合言葉に、
いつも主人と朝に洗濯物スケジュールを立てる。
最近は洗濯物に協力的な主人。
私が干す時もある。誰がやるか?などの担当性でもない。
ウチでは、できる人がやる。だ。
洗濯物を家族で協力する時のルールは
・干し方などのやり方に「口を出さない」
・たとえ乾かなくても「文句を言わない」
・それでも乾かすための「努力」はする
主導権を誰にするか?は朝決まる。
わざわざ決めるわけではないが、自然と決まる。
それで、洗濯物、だ。
主人にお願いしたので、外に干すか?浴室乾燥機で干すか?
室内で干すか?全てお任せだ。
とにかく帰宅時間の19時までに乾けばいい。それだけだ。
帰宅してリビングを見渡した。
すでに乾いていたタオルが洗面所に畳んで収納しており、残った洗濯物、室内のパイプに乾いたエアリズムがハンガーにかかっていた。
乾いていた私のしわしわのワイドパンツは、どうやら主人がアイロンをかけていたようだ。丁寧に畳まれている。
おお、成長しておるな。主人よ。
主人は「とにかく家事が嫌いだ」と自分でも言っている。
片付けは、ものが溜まって「いつかやろうと思っているのだけれど・・」と方々からよく聞く言葉を言っては、何だかんだ後回しにする。
料理は献立を考えるのが苦手。脳がフリーズするらしい。だからいつも生姜焼き。
洗濯物は(私は口を出さないが)かなり丁寧すぎて時間がかかる。
苦手でもできることはある。
さらに私にできないことをやってくれる。
それは「丁寧さ」。
私は洗濯物を干すときにパンパンとあまり叩かないから、乾いた洗濯物は決まってしわしわになる。
主人はパンパンと叩くから乾いた衣類がピシッと綺麗に仕上がる。
アイロンも私がかけると10分のところを、主人は1時間もかかったことを聞いた時はのけぞった。
いくらなんでもかかりすぎだろ。と。笑った。
だが、そんな苦手な家事をなぜやるのか?自分で話し始めた。
「家事は本当に嫌いだけれど、おれは人に認められたいんだよね」
と。
つまり
「いいね」が欲しい。
それだけで動いている。と。
シンプルな言葉ながら、そうかあ。と思った。
確かに
私もなぜ片付けや掃除をして家の中を綺麗にしようとしているのかというと
ずばり、人から「いいね」が欲しいから。だ。
それがモチベーションになっている。
私の場合は、それだけではないが。だが、
まぎれもない真実。
家事が苦手な家族を動かすのは
『承認欲求』を満たせ!
褒める、感謝する、自分にできないことを頼む。
小さな「いいね」を家の中に増やしていこう。