
行き詰まった時は外に出る。
マンション一階に住む私の住まいは
猫の額ほどの庭がある。
春は暖かくなると同時に、季節変わりの雨も手伝って
植物の芽が成長する。
まるで冬眠から芽が覚めたように、庭も一気に庭も青みを帯びてくる。
芝生が芽吹いてくる、ということは
雑草も同時に生えてくる。

雑草のことは、膨大な種類があり詳しく無いが
このマンションに住んでからというもの、約20年近くの庭の雑草を除去していることになる。
特に春から夏に向けての成長は著しい。
「今年もこの時期がやってきたな」と思い腰を上げる。
雑草が生えていることで
・芝生の成長を妨げる
・除去が遅ければ遅いほど手入れが面倒になる
・繁殖した場合、虫の「棲家」が増える
ことになる。
また一軒家では、防犯上の問題もあるそう。
雑草で鬱蒼とした庭が
外から「不在」と思われ侵入されやすくなる、とも。
これは嫌だ。
面倒だが
マメに手入れをすることがいかに大事かは、自分が一番わかっているつもり。
重い腰を上げたが、
実際に庭に出ると、それはそれで気持ちが切り替わる瞬間でもある。
雑草を見つけは抜く。また抜く。
こっちにあったと思えば、またあっちにも。
無限ループで、
はたから見たら、まるで土いじりを楽しんでいるおばさん化、する。
もちろん楽しくは無い。けれど、ハマることは確か。

抜いている時の頭の中は、
「ただひたすら抜く」ことに集中しているので、他の雑念を取り払われる。
土いじりではなく、、これは修行じゃ。
腰が痛くならない程度に体も動かし、
頭は空っぽにできる。
抜いた雑草とここ最近の強風で飛ばされてきた落ち葉を集め、ゴミ袋に入れる。
まさに、ストレス発散の家事、と言っても良いだろう。
とはいえ、日々優雅に窓の外を眺めるような暮らしはしていない。
忙しさにかまけて
窓の外を見ては「いつか。。」と先延ばしにすることも多い。
そんな時は、休日に一気に芝刈り機(草刈り機)で芝と一緒に刈ってしまう。
根っこから抜かないので、また伸びたら生える、ということにはなるが。


組み立てられない。。
これは何代目、だろうか。
芝刈り機も手動や電動、電動でも充電式やコード式、いろいろ試して今はこれに落ち着いた。
機械に付くサビや、電動でもコードを刃でカットしてしまったことも経験済み。
芝刈り機と言っても、買い替え必須な、ある意味「消耗品」だ。
夏になると雑草だけでなく、芝も伸びて鬱蒼としてくるので一気に刈ってしまう。
芝刈り機は、なにしろ、ハサミでカットするよりも何十倍も早い。
「虫に喰われやすい体質」だと言い訳をして、全面的に夫に任せる。
どことなく後ろめたい気持ちを、刈った草と共に集めるのは私の役目。

綺麗になった庭を眺めるのも一興。
家の中だけでなく、窓から見える景色もまた暮らしの一部、である。