
あなたは、今
「環境を変えたい」と思っているだろうか?
職場や、住む場所、あるいは所属しているコミニュティを変える。
これらは手っ取り早く環境を変えられる。
ただ、往々にして
私も含め「変わる事が怖い」。
現状維持で安心している事も事実。
その心は
大きな変化に「ついていけるか?」不安なのだ。

ならば、小さな変化ならどうだろう。
他人には知れず、いつもの暮らしを損なう、、どころか
よりよく暮らせる、とならば、やらぬ価値はない。
今日は
片付けで環境を変える方法をお伝えしたい。
とかく「片付け」=「捨てる」が一般的な認識だろう。
確かに、
不要な物を捨てれば視界が開け、
これまで自分の通路を邪魔していた物が無くなり流れが良くなり、
窓の前を塞いでいた物が無くなり、光が差し込み部屋が明るくなる。

が、
片付けはこれだけにあらず。
モノに付随する
「何でこんなモノずっと持っていたんだろう」
「必要かと思っていたけどそうでは無かった」
「人からいただいたモノだけどカビが生えてしまった」
など。
執着、思い込み、忖度、なども同時に手放せる。
先に行動があり、後から気持ちがついてくる。
自分の価値基準が決まってくる。
要らないモノは処分、リサイクル、などはできても
要るモノ、または悩むモノが多い。場合もある。
環境を変えようと思っても,変わりそうにない。
そんな場合は
無理して捨てる事はしなくていいが
一部屋「開かずの部屋」「スペース」を作ってしまう事をお勧めする。
え?そんなことしていいの?
いいのだ!
だって置き場所がないのだから。
そのような部屋はすでに、ある?
捨てられないモノ部屋。

リビングでも、キッチンでも、子供部屋でも。
夫の趣味のオーディオ。
来客用大皿。
第二子のためのおもちゃ。
など。
今は使わないがいずれ使う予定のモノや捨てられないモノ、をマルっと置く。
その部屋もいっぱいなら、トランクルームを利用する。
そう、ここまで読んで、
すでにお気づきの方もおられるだろう。
収納に「スペース」「コスト」をかけてまで
モノを「持ちたいか」。
決められない、と言う事はお金もスペースもかかる。
買った時からモノには「責任」がもれなくついてくる。
例え300円のピアスだって。だ。
キツい言葉ばかりで気を悪くしたら、申し訳ないが
これだけモノには環境を変えるポテンシャルがある。
悪いことばかりではない。
何のために環境を変え、片付けるか。
自分(たち)の暮らしを向上する。
これに尽きる。
実家から持ってきたダイニングセット。
デザインも形も色も好きでは無いが、
使えるから何となく使い続けている。
これでは環境は変わらない。

片付けた先には
例えば
ダイニングセットを、カーテンを、ソファーを、一新する。
毎日、少しづつでも良いから、
目に見える物全てを変えていく。
デザインも色も形も好みのダイニングセットに。
毎日食事をするのが楽しくなる。
食べ終えた食器は置きっぱなしにせずにシンクに。
傷がついたら補修する。
高い安い、広い狭い、古い新しい、条件は関係ない。
自分たちの「気に入ったモノ」に囲まれた暮らしは
いかに片付けを継続させ、暮らしやすくするか。
こんな小さな事から環境は変えられるのだ。