ごみ出し。
ただ捨てるだけにあらず。
以前、ブログに書いたかもしれないが
自宅のダイニングチェアが経年劣化で背もたれ部分が壊れてしまい
市に申し込みをし、粗大ごみとして出した。
ゴミ回収の日、夕方ころに市の担当者から
「回収予定の椅子が出されていないようです」と連絡があった
ごみ置き場周辺を見ても、出した椅子は見当たらない。
何日かして、出したはずの椅子が、
粗大ごみシールとともに、ごみ置き場に申し訳なさげに置いていた。
きっと、誰かが壊れた椅子を持ち帰ったけれど、やはり出し直したと想像した。
「ああ良かった」と
我が子が旅立つのを見守るような気持ちでホッとした。
人によって使えるかも、とそれぞれに「ごみの基準」が違う。
けれども、せめて自治体などで定められた基本のルールは抑えたい。
ごみを工夫して捨てやすくする提案。
今日はごみ出しについて。
自治体により、ごみ出しルールは若干違えども
基本的に
・可燃ごみ
・不燃ごみ
・リサイクルごみ
・粗大ごみ
・危険ごみ
がある。
例えば私の住んでいる千葉市では
布団は可燃ごみ袋(45ℓまで)に入れば可燃ごみとして出せる。
他にも案外調べてみないとわからないこともある。
(千葉市HPより引用)
粗大ごみ?リサイクルごみ?少し悩ましいものもある。
これ何ごみ?と言うものもある。
最近では、ニュースでもリチウム電池の焼却炉での発火が社会問題になっている。
分別がきちんとなされていなかったためだ。
すでにやっておられるかとは思うが
ご面倒でも地域のホームページでご確認いただきたい。
濡れたタオルと乾いたタオル。
どちらが重い?
当然、濡れたタオル。
水分が含まれているだけで、同じごみでも重さ、
ひいては焼却炉での可燃エネルギーや時間も変わってくる。
生ごみの水気を絞って捨てる。
ペットボトルなどのドリンクは流して捨てる。
化粧品などの液体の容器は中身を出して捨てる。
シンクに油を流したく無いなら
レジ袋に古布に染み込ませながら捨てる。
他にも特にこの時期、
生ごみは水分が含まれていると、ごみの腐敗も進む。
匂いだけでなく、害虫も呼び寄せる原因にもなる。
水分を取る。
是非この時期から習慣づけしてみてはいかがだろう。
1で伝えた、ごみ袋に入れば出せるゴミもある。
コンパクトにする事で、ごみ袋の枚数や
粗大ごみだと思っていたごみが可燃ごみで出せる可能性も広がる。
卵パックは押しつぶして捨てる
牛乳パックは畳んで捨てる
大きな空き容器に小さなごみを“入れ子”にして捨てる
など、日常でも可能なちょっとしたテクニック。
「サイズが大きいから粗大ごみ」とも限らない。
ごみ袋に入ればオッケーと言う場合がある。
例えば、トースターやポットなどは不燃ごみ袋(20ℓ)に入れてルールに則り出せる。
これも地域のごみ出しルールガイドに書いてある。
知る事。
試してみる事。
慣れていく事。
で、ごみとの付き合いの負担が減る。
もしや、
「捨てられない」のは
「捨て方がわからない」からでは?
捨て方がわかれば、片付けの勢いがついてくる事も。
地味ではあるが、ごみ出しは片付けには土台のような存在。
一つのとっかかりとして
是非参考にしていただければ幸いだ。