ゴールデンウィーク。
孫の顔を見せに、実家に帰省される方も多いだろう。
中でもママたちパパたちは
「義両親、義きょうだいに会うのが憂鬱」という話もよく聞く。
文化も違えば、生きてきた土壌や価値観も当然違う。
身近にいる夫や妻だって価値観の違いに日々戸惑うこともあるだろう。
実家との付き合い方について。
嫁歴25年、義実家は徒歩圏内、子育てや家事の価値観の違いなど当たり前。
自身のこれまでに感じてきたことをシェアしたい。
滞在の時間はいつもより長く感じるかもしれないが
ちょっとの時間だと割り切る。
覚悟を決める。と言ってもいいだろう。
同じ時間をどうせ過ごすのなら、
自分の気落ちが穏やかなほうがいいに決まっている。
またそんな親の姿を、見ていないようで
実は子どもも、親の表情や接し方を感じとっている。
自分が子どもの時からそう感じていた。
仲が悪い、良い。
うまくいっていない。
そんなの子どもにだって一発でわかるのだ。
だったら、笑顔で過ごした方がいい。
笑顔で、とは言ったが
無理して取り繕うことはない。
それなりの努力はするが、頑張り過ぎないこと。
その家庭に寄り添いつつ、たった数時間数日で染まれるわけがないのだから。
できることをする。
キッチンに立つのが
姑、義姉だったら、自分は配膳を中心にテーブルセッティング。など。
同じ土俵に乗るのではなく、別の役割を担う。
郷に行っては郷に従え。イニシアティブは向こうにあるが
なんでも義家族の言うことを聞くのが、いい妻(夫)ではない。
もし違和感を感じたのならそのままにせず
自分が思っていること、疑問に思ったこと、を素直に聞く。
我慢してはいけない。我慢からはいい関係性は生まれない。
クセのある人間って、一族の中でも1人や2人はいるものだ。
家族は世の中の縮図、とはよくいったもの。
事あるごとに何かと難癖つける。
子育て方法にいちいち口をだす。
ネギの切り方一つでも文句を言われる。
「うるせーっ!!」と思うだろう。
私も何年も、そう思ってきた。
自分の気持ちに正直になればいい。
ただ、
昔の自分は、2でも伝えたが、我慢していた。
従順な妻を“演じて”いた。けれどそんなのすぐにボロが出る。
大抵は夫もその場にいて「いつもと違うじゃん」という言葉でバラすのだ。
こんにゃろう!と思う。
子どもだって、そんなよそ行きの母を見て違和感を覚えていたはずだ。
だから開き直った。
曲者や嫌な言葉には、
・基本スルーする。聞いていないふり。無視。
・自分に刃が向いたら気持ちを伝える。毅然とした態度で「そんなの嫌だ」伝える。
・子育てのやり方に価値観を押し付けてきたら「そう思うのですね」と塩対応。言いなりにはならない。それでもしつこく言うようであれば「子供が嫌がっているから」と子供を盾にして嘘をつく。
今では、世の中の曲者なんて屁でもないのだ。ガハハ。
曲者の言葉に惑わされてはいけない。
そんなことで心に波風を立てる必要はない。
自分たち家族が一番だってことを忘れてはいけない。