
リビングの棚にサンタクロースの置物があった。
おや?シーズン過ぎたのに?
クライアントに伺ったら
「クリスマスが好きなので一年中飾って置きたい」との事。
サンタは棚に戻した。
それはそれで“直す”必要はない。
これでいいのだ。
しかし
ここ日本の行事というのは、何かと多いような気がする。
先日も節分が終わった、と思ったらバレンタイン。
鬼のお面がダイニングにあるタイミングで
チョコを買いに走る。
せわしない。
どうやら私も含め
行事に振り回され、疲れていないだろうか。
一年の行事を思いつくまま書き出してみる。
🎍1月
お正月
七草
成人の日(⭐︎)
👹2月
節分
バレンタイン
🎓3月
ひな祭り(⭐︎)
卒園/業式(⭐︎)
春分の日
🌸4月
入園/学/社式(⭐︎)
🎏5月
子供の日(⭐︎)
☔️6月
🎋7月
七夕
お中元
⛱️8月
お盆
花火大会
夏祭り
🌾9月
敬老の日
秋分の日
🍡10月
十五夜
ハロウィン
🍁11月
七五三(⭐︎)
🎄12月
お歳暮
冬至
クリスマス
ざっと17。
地域に寄っての違い、人によって他の行事もある。
⭐︎はお子さんの年齢によっての有無で変動あり。
この他にも、
家族の誕生日、受験、還暦などのお祝い事、
法事、結婚記念日、など。家族と過ごすイベントも盛りだくさん。
平均して最低でも月に1、2回以上は何かしら、
準備や片付けなどがある、と言う事だ。
そりゃあ、忙しいわけだ。
以前、自称“片付けが苦手”と言う知り合いと話していた時のこと。
「雛人形を片付ける日は“啓蟄(けいちつ)”の日が縁起が良いから
その日に片付けなきゃ」
と言う言葉を聞いて、感心とともに違和感を覚えた。
啓蟄と言うのは二十四節気の3/6〜3/19、に雛人形を片付けるのが縁起が良いとされる、言い伝え。
一般的に雛人形と言えば“婚期を逃すから3/4中に?早めに片付ける”
誰しも一度は聞いた事があるはず。
私もそれを信じていた時期もある。が。これ本当か?
先ほどの彼女との会話での、違和感の正体は
「縁起が良い」事と「片付けなきゃ」と言う彼女の焦りから
大分隔離されたものを感じたからだ。
仕事や家事で忙しい中、
期間中に、仏滅を避け大安を選び、天気の良い日にあわせ、片付ける??
昔の名前も知らない誰かが(勝手に?思いつき?で)決めた、
「これやってみよう」
当時のブームのような、都市伝説のような
いわば迷信に、振り回されていないだろうか。
世の中の“縁起”には
大分懐疑的な、穿った見方をしてしまう。
とはいえ、先日バレンタインでチョコ菓子を作ったのも、行事(企業戦略)にまんまと乗った私だ。
そもそも
縁起が良いって何だ?
改めて考えてしまう。
結局のところ、
信じるも信じないも、あなた次第。って事になる。
信じて行動する事自体は、軽視しない。
けれど、信じすぎるあまりに
自宅の片付けができない理由を言い訳にしたり
月に何回かある家族イベントの最中、ずっとあれこれ気にしながら暮らすのは窮屈なのかも知れない。
何だって良い。
昔の誰かが決めた事より、
全てあなたが決めれば良い、と思う。
七草かゆは子供が食べないから作らない。
10月は繁忙期だからお月見は帰宅中に済ませる。
シーズンが終わってもサンタがリビングに居たっていい、
ご都合主義、で行こうじゃないか。