お店で見て、試着までしたのに。
手に取れる場所にあるにも関わらず、着ていない。
シンプルな服だからゆえ?地味になってしまう。
買ったはいいけれど、着ていない服ない?
「着る服がないから」「合わせる服がない」「似合う服がない」って
洋服を買いに走る必要はない。
着れるようにする。
服を自分に「寄せる」。
似合うようにする。のだ。
ちょっと、ひと手間で、できること。
家にあるもので、または、ちょっとした裁縫、近所の手芸屋でも手に入れられるものを買う。
簡単な洋服テクニックをお伝えする。
インナーだと試着もせずに購入してしまうことも多い。
そのため、一番気になるであろう、胸元が開きすぎていることがよくある。
デコルテがあらわになった胸元がいつも気になる。
そんな時は、肩紐を縮める。
余分な生地をカット
縫い合わせる。
縫い合わせとなると端の始末など
「綺麗にしなきゃ」って
思われるかもしれないが、至って雑。
肩の部分もご覧の通り。
要はデコルテの部分が「開きすぎなければいい」
ので継ぎ目はご愛嬌。
⬇︎
あとは、デザインにもよるが
前後逆に着てみると、後ろ見頃の深さが
デコルテ開きすぎ問題を解決する場合もある。
お値打ちで購入した、シャツやカーディガン。
デザインも生地も問題ない。
けれど何だかチープな印象が否めない。
ボタンを変えてみればチープな印象は払拭できる。
左が貝ボタンに変えたもの。
右が既存のシャツのプラスティックボタン。(買った時のまま)
ボタンの質感が違うだけで印象がガラッと変わる。
近所の手芸店で、7・8個で1000円以内で購入できる。
気に入ったボタンは
生地が傷んで捨てる際には
ボタンだけ取っておいて次に使う、のもまたいい。
買った時と洗濯して着てみると、だいぶ雰囲気が違う。
買った時よりも、疲れて元気のないように見える。
全体が「よれっ」としているのは洋服のせい。
そんな時は
アイロンをかける。
たったこれだけ。
左が洗いざらし。
右がアイロンをかけたもの。
洗いざらし
アイロンかけ
Tシャツやニットでもシワっぽいものがあれば
アイロン(スチーマー)でシワ伸ばし。
面倒かもしれないが、習慣がものをいう。
慣れてきたら一枚1・2分くらいでかけ終わることができる。
清潔感を手に入れて。
気持ちまで変わってくる、不思議。
ウエストがゴムのスカート。
ゴムは楽で良いのだけど、緩い。
スカートが下がってくる。
ゴムを短くする。
縫い目をリッパーで開き
ゴムを取り出し、余分な長さをカット。
ゴムを縫い付け
開いた部分を縫い合わせる。
ゴム自体が縫い付けてあるものは上から折り畳み
縫い付ける。など。
腰履きならともかく、
ウエストゴムを締めることで
丈感やシルエットさえも変わってくる。
ワンピースやワントーンコーデ。
単調で何となく「面白み」に欠ける。
全身がぼやっとしている。など。
そんな時は
ベルトをつけてみる。
ベルト無し
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①太ベルト
②細ベルト
着物でいう「帯」のような役目
太さは好みやご自宅にあるものを「片っ端から」つけて合わせてみると
新たな発見もあるはずだ。
ご自分だけのピッタリを見つけて欲しい。
4のスカートが緩い場合にも対応可能。
また長すぎるワンピースをググッと短くする作用もある。
ウエストをキュッと引き締めるとメリハリが生まれる。
ちょっとした一手間。と習慣。
服を買い替えずに「やりくり」を。
今まであった服が一層好きになることだろう。
是非参考に。