どちらにどう置く?
右や左にも「答え」を。
そこに何をするかで決まってくる。
リビングダイニングのキャビネット。
両脇に引き戸が一つづつあり、真ん中に引き出しが4段ある。
腰高の高さなので、ついついものをふわっと置いてしまうのが玉にきず。
こちらは10年以上前に購入したUNICO シグネ
そんな便利なキャビネット。
リビングダイニングにあれば文具や書類などリビングダイニングで必要な細々したものが収納できる。
また、
よくクライアントに「どんな収納棚がおすすめですか?」と質問される。
まずは「あなたがどうしたいが」を優先。
・取り出しやすさ、使い勝手を優先させたいなら、オープン棚をお勧めするが
これは中身が見えるので整頓された状態をキープするのが少し手間になる。
・見た目の美しさ、扉を開ける、引き出しを引くなどの多少の手間はかかっても
隠したい。というのであれば、我が家のような扉や引き出しのついた棚がお勧め。
中身が見えないので定期的に中身をチェックするマメさも欲しい。
どちらをどう選ぶか。
紙一重、なのである。
なのでメリットデメリットで優先すべきを選んで欲しい。
さてキャビネットの使い方をご説明。
ただ、ものを入れればいい、ってもんじゃあ、ない。
ものを入れるからにはちゃんと「意味を持って」収納しよう。
【1 ダイニング側の左スペース】
向かって左側。
ダイニング側のゾーン。
ダイニングで使うものを収納している。
主にプリントなど。紙類を集結している。
一時的に保管するもの。見直すもの。時期が来たら処分するもの。
というのも
ダイニングテーブルでプリント類を確認することが多いからだ。
さらにDMやプリントを見られない時もある。
その時はすぐにファイルしないで
ダイニングカウンター下の一時保管に「寝かせて」おく。
あまり長い時間寝かせると「寝起きが悪く」なるので、なるべく3日を目安に見直しをしている。
少し「仮眠」した書類は保管するか否かをその後、決定する。
【2 リビング側の右スペース】
向かって右側にはリビングがある。
左のダイニング側がワークスペースなら
右のリビング側はくつろぐスペースでもある。
家族皆が横になる、ソファーがある。
ゴロンと寝っ転がりながら読書もする。
なのでここには読書用の本がある。
上段にあるのはこれから読む本。
いわゆる積読、だ。
その右手にあるカゴには
図書館に行くための、エコバッグ、図書館カード、がある。
図書館で借りた本は紛れてしまうので、あえて収納しない。
忘れないように、棚の上に置く。
用途に合わせて、どこに何を置くのか。置き場所を決めると、
後々スムーズに行動できる。
【3 左右でスペースを使い分けること】
単なる収納でも左、右と逆に入れていたらどうだろうか。
かなりめんどくさい動きになっていたはずだ。
本を読みたいのにダイニングの方まで行って(リビングからたった3歩くらいかもしれないが)それでもやっぱり億劫になりそう。
だから、右なのか?左なのか?どっちなのか?
ポイントは
・どこで何をするのか?
・収納はどちらに何を置くのか?
・置いているものはそのスペースで使うものか?
を意識して収納を見直して欲しい。
レイアウトや他の棚でも十分応用できる。
ぜひお試しを!