人に優しく。
物にも優しく。
優しい人はどんな状況でも「受け入れる」力を持ってます。
ゆえに
人からいただいた物などは、整理の妨げになることもよくあるのではないでしょうか。
立場上、結論を申し上げますと
捨てても問題はありません。
けれど、わかっていても捨てられない。のではないでしょうか。
その「優しさ」が時に邪魔をする。
その優しさは否定しません。
優しいことは素敵なことです。
人に優しいって、なかなか出来ないことですから。
孫の贈り物で悩むおばあさんとお話しする機会があり
よくよくお話を伺っていると
お嫁さんが子どもの物を全て管理しており
お嫁さん:「余計なものは欲しくない」と断言しているそう。
おばあさん:「あげたくてもあげられない」と困惑しているよう。
双方の気持ち、よくわかります。私も
整理収納アドバイザーとして、嫁の「困る」現場の立ち合い。
孫はいませんが、子どもに対して「あげたい気持ち」
どちらも持っているから。
けれども。
一つだけ。「断る」だけでなく
「必要なものだけこちらから提案していただく」。
あげる方、もらう方、双方が幸せになります。
何のために整理しているのか?
孫が、子どもが「笑顔になるため」でしょ?
そして義理であっても親子(嫁姑)関係が円満であることが
子どもにとって一番のプレゼント、
かもしれませんね。
こだわるのは、物より人間。
物は所詮、物でしかない。
さあ、どう関係を築いていくか。
腹を割って、しなやかに、時に労りながら。
未来は明るい、はず。