
NHK+『ドキュメント72時間』がオリンピック放送の関係で、視聴出来なかったので
今日は先週.先々週観た
フジテレビ系
『ザ・ノンフィクション
結婚したい彼と彼女の場合 前編/後編〜令和の婚活漂流記』
のレビューをしたい。
かれこれ、30年近く『ザ・ノンフィクション』を視聴しているが
今回は過去イチ、面白かったんじゃないかな。ってくらいよかった。
このザ・ノンフィクションに何度も登場している、
婚活アドバイザーの植草美幸氏の言葉である。
「婚活は恋愛の場ではない」
えええ〜〜〜?!?!?!
最初に登場した時から、植草氏は会員に対してバッサリと言っている。
初めて聞いた時、全く意味がわからなかった。
どういうこと、、、?
婚活は、結婚相手を見つけるための、冷静な判断が必要、とのこと。
植草氏のインタビューでは
「恋愛感情が入りすぎるとうまくいかない。将来性が合うか、共に生きていけそうか」
などを見極める場所、なのだそう。
わかるような、わからぬような。
個人的なこれまでの結婚観は
好きにならなければ結婚なんてできないんじゃ?と思っていたからだ。
恋愛あって初めて結婚って成り立つんじゃないか?ってね。
今回のノンフィクションでは
介護職の31歳の久保氏(仮名)が結婚相談所マリーミーの門を叩く。
この久保氏、実に質素な暮らしをしている。
無駄なものは買わない(家の中を拝見したらわかる)、自炊する、郊外の地で一人暮らしだ。
画面からも人当たりが良さそうな性格が滲み出ている。
だた、ひとつ彼にとって“大きな壁”が立ちはだかる。
介護福祉士として働いている久保氏だが
同世代の平均年収よりも低い、と言うことがネック。
話は逸れるが、
こんな質素な暮らしをして地に足ついた男性が
果たして「植草氏のコースを選ぶだろうか?」と観ていて疑問になった。
初期費用40万近く、月会費3万円、と久保氏にとっては清水の舞台、だろう。
結婚したい久保氏が、結婚相談所に入会してまではわかるが、
婚活のカリスマ的存在の植草氏の元を訪れるとは少々「やらせではなかろうか?」と
いらぬお世話、だろうか。
さて、
この大きな壁を乗り越えるには?
「自分より年収が高く、年上の女性」
とまたもや植草氏、きっぱりと言い放った。
いやーー面白い。面白すぎる。
前編が終わった時点で、1週間後の後編を期待して仕事に家事に勤しんでいたくらいだ。
いわゆるダサい分類に属する、久保氏だったが
植草氏のアドバイスを素直聞き実行する。
濃かった髭を脱毛し、
黒いスーツを明るい紺色のスーツに変え、
乾かしたままの髪は、きちんとセットされるまでになった。
人って、見え方次第で随分と変わるもんだなあ、と驚かされる。
個人的には「ダサさが売り」なんてこともあるだろう。とオババ心がまた顔を出す。
いよいよ本番。
何度かのデートで気に入った女性といい感じになるが。
ここで久保氏の真っ直ぐな性格が故の恋愛感情が暴走する。
相手に合わせ、転職までし、彼女に会うためにアクセスしやすい地まで転居までする。
しかし後半、彼にとって不都合な事実を突きつけられる。
、、、久保さん〜〜〜。
思わずもらい泣きしそう。
でも、これまでやってきたことは無駄ではない。
見栄えも良くなって、年収の壁もものともせず、その後の他の女性との会話もいいじゃない。
なによりも彼にとって大きな自信になったことは確かだろう。
「婚活は、恋愛の場ではない」
やっと納得した私であった。