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2024.10.16キッチンに立つ時は【何も考えない】で行動する

 

家族それぞれのグラス。

きっちりと分別された掃除道具。

食器棚には揃えられたグラス。

 

それでもいい。

 

が、それでは「動きにくい」し「疲れる」。

 

 

だから

「何にも考えない」で「動き」たい。

さらには

「家族が家事しやすい」方法を。

 

 

綺麗に囚われすぎると

使いにくくなって、家族が手伝いしづらくなる。

誰かのグラスか?どうかを確認するのも苦痛。

洗ったグラスをきっちり揃えて戻すことさえ、苦痛。

 

 

あらかじめ、誤解のないように伝えておく。

片付けのプロとして活動している私は

まずはクライアントの要望次第だが、

基本的に

クライアント宅では食器はきっちり揃えるし、グラスや陶器かなど素材別に分類し、

見栄えを美しく整える。一目でどこに何があるかもわかるようにする。

それが仕事だから。

 

 

だが自宅に限っては、それがめんどくさい。と思ってしまう。

しかも家族に「綺麗を要求する」のは、無駄なことと思っている。

 

綺麗と効率、ある程度は両立できるのではないか。

ただそこには、折り合いをつけることや常識を疑ってみることも必要だ。

 

 

【1 グラスは家族共用で使う】

家族でそれぞれ持っているものってなんだろうか?

 

箸くらいしかない、と気がついた。

それぞれ一人一人の箸が個人の物。

 

スプーンもフォークもプレートも。そしてグラスも全て家族共用。

誰がどのお皿で、どのコップで、ええとええと。

ただでさえ調理で忙しいのに、もろもろ考えるのは嫌だ。

 

DURALEX デュラレックス ピカルディ。

20年近く使っているが、落としても、全く割れない。

このタフさが日常に扱いやすい条件である。

 

 

【2 掃除道具はまとめない】

洗剤 の近くにスポンジを置く。

そうすると、掃除の動線が良くなり、スムーズに掃除ができる、仕組み。

片付けに伺うお宅では通常、このようにしている。

が。

日常的によく使うもの、我が家ではメラミンスポンジ。

これを掃除道具とは別にしている。

吊り戸棚下デットスペースに突っ張り棒を渡し

メラミンスポンジを単独収納している。

メラミンスポンジは

シンクの中の汚れおとし、麦茶ピッチャーの中の水垢とり、グラスの中の黒ずみおとし。などに使う。頻度は高い。

濡れた手で扉を開けてスポンジを取るのが嫌、だからだ。

 

 

【3 続くのはある程度ラフな収納】

グラスをしまうのは背の高いグラスを奥に、背の低いグラスを手前に。

さらにビールグラス、ワイングラス、ショットグラス、など。棚の中のスペースも

それぞれ用途で分ける。

陶器やグラス、ティーカップorコーヒーカップなのか。

などの美しく見える分け方も現場では実践している。

 

で、我が家の場合。

威張れないが、、全て同じグラス、

先ほどお伝えした、デュラレックスピカルディ。

他にもグラスはあるが、気分が乗った時だけだ。どんな時だ?!

 

ビールも、ワインも、焼酎も。

コーヒーもお茶も紅茶も。

子どもも大人も、関係ない。

このグラスだ。

 

オールラウンダーであること。

 

 

考えなくていい。が、

単にそれだけではない。この形がとても好きなのだ。

 

さらに

収納は綺麗に入れない。

ラフに収納する。

ただ、グラスは決まった位置に置く。

これだけ。

 

なぜか?

家族が戻しやすいように。

自分が楽をするために。

 

 

 

綺麗だけは幻想。

効率だけもダメ。

 

これが現実だ。