
収納ケースの透明度について。
収納ケースといってもさまざま。
特に素材と、透明度と、固さ。
①透明(アクリル素材など)

透明度は高く、素材も硬め。重め。
②半透明(ポリプロピレン素材など)

透明度は中くらい。素材はやや硬め。やや軽め
③不透明(白色のポリエチレン/ポリプロピレン素材他など)

透明度は低く、素材は柔らかめ。軽め。
の収納ケース。
それぞれ使い分けている?
それぞれの特徴があり、お分かりかと思うが、
透明は中身を見せ、
半透明は中身をうっすら見せ、
不透明は中身を隠す。
隠す収納、見せる収納にも一役買っている。
今日は
中身がうっすら見える、
②半透明の収納ケースの使い道。
半透明であることのメリット
・中身が見えるので何が入っているものを把握できる
・光を拡散させ中身をぼやかす
・ラベルが不要

半透明であることのデメリット
・中身が見えるのでカラフルな色味は目立つ
・隠すのには不向き
・日光に当たると変色、紫外線で劣化する

メリットとデメリットは紙一重。
中身を見せたいものってある?
半透明の素材、代表的なポリプロピレン(通称:PP)は、水や冷気に強い、さらに変形しにくい。丈夫。
衣装ケースや食品容器など、数多く使われているので、親しみやすく、柔らかい雰囲気になる。
アクリルより安価。重量は軽いため扱いやすい。

また、アクリル素材も「見せる代表」だが、
こちらに比較すると若干重く、傷はつきにくい反面、素材をはじめ硬い印象になる。
半透明のポリプロピレン収納は、家の中にあちこちあるが、
特に「半透明でよかった」という場所がある。
洗面所の洗濯機上の洗濯収納。

目線より上の位置にあり、使いにくい場所。
ここを半透明の収納にしたことで、
液体洗剤の残量、ストックの在庫の有無、ピンチの量の把握ができる。


これが不透明のケースだったら見えないこと、不便極まりない。
半透明だからこそ、目線より上の、残量や、あるorないのか分かりづらいものにぴったり。
手入れは洗濯機近くの雑巾でサッと水拭きでいいので楽。
ちなみに全て無印良品の収納ケース。
他にも、
衣類収納の目線の上のベルトやスカーフなどの小物収納に。


規格が揃えやすい、文具収納にも。

他にもあるが、キリがないのでここまで。
とにかく使いやすさナンバーワン。なのだ。
家の中の使いにくい場所。高い場所での使用にお伝えしたが
目線上の他、
自分以外の家族が中身が把握できない収納、
細かい仕切りがたくさんあって掃除がしにくい
重く扱いにくい収納もまた、使いにくい収納だ。

軽さのある、ポピプロピレン製の収納に変えるのを検討してもいい。
この素材の特徴でもある、
半透明は中身が見えるのは多少生活感が出る。
それもありきで、お伝えしている。

生活感をなくすために隠すのもいいが
使いにくくなって収納自体が独りよがりになってしまう方が、あるべき姿ではない、と思っている。
また環境問題からもPP製品を捨てることなくご自宅で眠っているケースを利用してみてはいかがだろう。
収納のメリットを知って、大いに活かすことが片付けやすさにつながる。