連休中、お出かけになられただろうか?
電車に乗ると、スーツケースを抱えた人もちらほら見かける。
敬老の日もあるので、ご実家に帰られた方もいただろう。
さて、今日は「荷解き」の話。
旅行から帰ってきて疲れている。
そんな理由で「荷解き」を後回しにしていないだろうか?
次の日休みだからその時にガッツリやる。
それでもいいだろう。
計画があれば1週間後だっていいと思う。
問題なのは、
荷解きを放置している状態。
これまで何度もお客様のお宅のスーツケースや旅行カバンから、
カビた匂いを放つポーチ類、洗面道具、衣類を出してきた。
その度に確認する。
「これは旅行用ですか?それとも日常で使うものですか?」と。
旅行用なら、そのまま入れていればいいのだが、
日常使うものまで入っていて、取り出し忘れることもある。
放置しているとどうなるか。
バッグの中にあることを忘れ去られて同じものを二度買いすることがある。
そんな経験はないだろうか?
荷解きの手順5つ紹介する。
【1 キャリー部分をさっと拭く】
玄関開けたら、キャリーケースの置き場所困らない?
問題はキャリー部分(通称コロコロ)が汚れていていること。
キャリーケースのコロコロが気にならなければここはスルーでもいい。
ちなみにコロコロ部分の前に全体的な汚れが気になっていれば、
ケース本体を先にその後コロコロを拭くことをお勧めする。
玄関にウエットティッシュを置いておけば、このようなコロコロ部分や他にも三和土、レインブーツなどの汚れを落とすことができ便利。
【2 洗濯物を出す】
バッグの中を開ける際に、まずは洗濯物を出す。
なぜ洗濯物からなのか?
洗濯物を洗っている4,50分の間に荷物を片付けてしまいたいから。
ちなみに旅行中に汚れた物は大きめの洗濯用ネットに入れれば、洗濯物だと言うことがわかり、荷物の中で探すことがなくなる。
衣類のほか、タオル、ポーチ、などもデリケートなものはネットに入れて洗う。汚れがひどいもの、などは別にする必要があるかもしれないが
気にしなければ全てinしていい。
【3 化粧/洗面道具を戻す】
【2】でポーチも洗う、ことでポーチに入っている中身を出したはず。
日常使っている化粧品はティッシュなどで拭きながら定位置に戻す。
小分けにしたシャンプーなども可能ならば「日常」に戻す。
戻せない場合は日々使い切って洗って乾かす。
次に使うため。
次の使う機会のサイクルが近い場合はやらなくていい。
後一年ほど先に使う、となれば洗ったほうが「これなんだっけ?」と蓋を開けて匂いを嗅がなくても空なので入れるだけ。わかりやすい。
また衛生用品や薬なども、この際一緒に片付ける。
【4 バッグ類を干す】
バッグも洗える物は洗ってしまうが、
キャリーケースや洗えないバッグ、他にも帽子や靴など
洗えない物はベランダで1日〜天日干しor陰干しする。
湿気を帯びたものを乾燥させてカビを発生させないため。
【5 定位置に戻す】
バッグやキャリーケースの置き場所/定位置は決まっているだろうか。
その場所に戻す。
もし旅行専用の持ち物、決まったバッグがあったらその中に入れてもいい。
例えば、タオル、ドライヤー、洗面道具、など。
おすすめの場所はクローゼット、押し入れなど大型の収納。
できれば、ほとんどの荷物である、衣類が入れやすいように衣類の近くの収納がいい。
次に使うために、
・清潔な状態にする
・定位置に戻す
・可能な限り1分でも(!)早めに荷解きをする
そう、
荷解き、までが旅行である。