いよいよ子ども達は、日常の学校生活が始まる。
この時期になると、
子ども同様、大人もカウントダウンがはじまり、
少し元気になる。
さて、そんな親の心とは裏腹に
子ども達の「学校に行きたくない」と言う声が
あちらこちらから聞こえてくるようだ。
我が家でも毎日のように
中学生の娘がカレンダーを見ながら、
食事中にふと思い出したように、ため息をつく。
いつもは「毎度のことか」と
「やだよねー」と、テキトーに返していたが
ある日、会話を変えてみた。
「ふうん、何が嫌?
1位、2位、3位、で言える?」
ズバッと「嫌な事は何?」とド直球だと
上っ面の言葉しか返ってこない気がして
具体的に聞きたくなった。
それに、ランキングにすれば少しは盛り上がる?ような気がしたのだ。
1位は休み明けの校内テスト
2位は暑い中での汗だく登校
3位は、、娘を尊重し、伏せておく。
具体的に
試験の不安な要素(暗記の量をこなす?など)
暑い中での快適な登校方法は?(友達と話しながら?とか)
を話した。
たわいもない会話、
胸の内を話すだけで、本人もホッとした様子だ。
子どもから
「行きたくない」と言える。
これって当たり前の事ではない。
これまで4人の子供を育て、一番下の娘だけが
「行きたくない」と発言している。
上の兄3人は、何も言わなかった。
何も言わないと言うことは、何も問題が無い。
かどうかは、不明。
子どもが何を考えているのか?抱えているものは?
それさえも親はわからないのだ。
親としてどうなの?と思われるかも知れないが
子どもとの距離感はきょうだいであっても違う。
それでも不安や心配は無いとは言えなかった。
今、兄たちは社会人、大学生、高校生。
当時から親にほとんど相談をせず、おそらく自ら悩みながらも、周りに助けてもらいながら生活している。
喋る喋らないは、さておき
子どもに対して、親ができることは
基本「応援」しかない。
ただし、例外として
いじめや心身への健康が蝕まれるようだったら
親が先陣を切り動くつもりだが、
それ以外は
話を聞いて、共感し、励ましていく。
冷たいようだが
解決するのは子ども自身、と言うことになる。
例えば
担任教師と相性が合わない。
友達との関係がギクシャク。
先輩がどうしても苦手。
など。
我が子に限らず、学校生活の人間関係で悩む子たちを
何人も見てきた。
こんな時は
自身の経験や、過去に人さまから聞いた話など引っ張り出し
押し付け無いようにして、ヒントを与える。
子どもの様子を見ながら、
それでも努力しても埋まらない溝、があるのなら。
第二、第三の「居場所」を提案してみる。
学校以外の
習い事、塾、SNS、趣味の場、近所付き合い、祖父母宅など。
多ければ多いほど、子どもにとっての精神的支柱になるだろう。
例え不登校になっても、様々な学びの場所がある。
いつでも「他の選択肢」がある事を用意。
そのつもりで子どもには接している。
・・・・・
娘としばらく話した。
最後には
「それでも学校に行くけどね」
娘は、こちらを真っ直ぐ見つめ、決意した。
・・・・・
居場所の一つでもある
家庭では、
目を離さず、(余計な)口を出さず、耳を傾け。
とにかく本人を信じて、味方になることに徹する。
これが、実は、なかなか難しい事である。
ついつい子どもにとって「口うるさいウザい親」になりがち。
子育て4人目にして、
ようやくこの場を借りて話せるようになった。
最後は、あなたに。
親としての長い夏休み
お疲れさま、とねぎらいたい。