heya-koto

BLOG

2021.01.10読書の時間/30年経ってもなお。自分の棚卸しとしての本

 

エッセイ・随筆・小説の中でも

特に

向田邦子さんが大好きです。

 

物事の捉え方を「更新」してくれた一冊。

 

男どき女どき

 

人間の泥くささを、さらっと描いています。

そして綺麗事はない、人間や人生ってこんなものだよね、、と納得する本。

 

向田さんの本は20歳前後に初めて「思い出トランプ」を読んでから、もう30年近く。

当時はあまりの(良い意味での)ショックで読んだ後、口を聞けないほど。

何度も読んでいますが今でも瑞々しい。

本棚にあった向田さんの本は経年劣化でカビが生え、やむなく処分して20年近く経ちますが、

本の保管って改めて難しい。今は図書館通いが気楽で良い。

 

若い頃の自分、歳をとってからの自分。

読んだ本って時が経つと、忘れるのですよ。

そして何度も読むことで自分を見つめ直したり、考え方の棚卸しができたり。

 

 

本は心の栄養です。

家にいる時間があるからこそ、できること。