人間関係に終わりはない。
どんなに技術が発達しても、きっと今後も、生身の人間関係は続く。
人との付き合い方に一石を投じた作品。
それは障害者だからとか、社会的に自立していなからとか、弱いとか強いとかそんなことは関係がない。
対等な立場って?弱さを見せることって?支援って?色々考えさせる映画でした。
筋ジストロフィーという難病を抱えた青年・鹿野と彼を支えるボランティアたちの日常。
『できないことは助けてもらえばいい』
彼の部屋に貼ってあった言葉に真実があるような気がします。
人に頼ることを忘れていない?
1人頑張りすぎて疲弊していない?
腹の中をさらけ出せる人は近くにいる?
10年前、育児でアップアップしていた自分に見せたい。かけたい言葉でした。
自分をさらけ出すことは恥ずかしいことでもないし、できないことはさっさと諦めて他に頼ることも勇気。正解なんてないのだから。
家族だけでなく、もっともっと他人にも頼っていい。
人間関係は続くのだから。