小学校卒業を迎えられるお父さんお母さんに。
悩まれるかもしれない?
役目を果たした、ランドセルの「進路」。
ランドセルをすぐに処分できない理由は
きっと「高かった」「品質が良い」「思い出深い」からではないでしょうか。
もちろん自宅で保管していても良いと思います。
整理収納コンサルタントとして、また4人の子どもを持つ母として、のヒントをお伝えします。
1 ミニチュアや小物として再利用
良いものを、ずっと使う、リメイクという方法。
ミニチュアにしてキーホルダーに。名刺入れやパスケースに。財布にだってできる。
形は変われど、実用的なものに。いつでも身近に感じることができます。
参考:伊藤鞄製作所
2 寄付する
児童養護施設、海外(カンボジアやアフガニスタンなど)、に寄付する方法。
必要な人に、必要なものを。
送料が自己負担の場合がありますが、それでも価値のある手放し方でしょう。
今年小学校卒業の三男も海外に寄付予定です。
参考:ジョイセフ
3 小学校の思い出を詰めて保管
満点のテスト、もらった手紙、友達との写真。などなど。
ひとまとめにして入れてみる。?入りきらない?厳選してみるのも一つです。
開けたら小学校の思い出が詰まるランドセルに。思い出を入れる「収納」として。
カビ対策として、たまに開けて換気やメンテナンスをするのは必須です。
番外編:
以前訪問した、お客さま宅にてランドセルがありました。
お子さんはもう中学生。大きくているのに何故?と思ったら
バイクに乗られるご主人、リュックがわりに使っていたそう…!
大人の男性が持つ。これもアリですね。
少し前まで海外でもおしゃれなバッグとして使っていたランドセルの使い道。
何も小学生だけと思わなくても良いのだ、と納得しました。
ランドセルあれこれ:
以前、役目を終えたランドセルを綺麗な状態で人からもらって困っている。と言ったご相談を受けました。
6年間であっても、使い方によっては割と綺麗な状態、というのはよくあります。
もらった方は、お子さんも1歳と小さい、しかも「欲しくて」もらったわけではない。とのこと。
さらに「もらって困る」とも。いつも家にあるので気になる、譲った人の顔を時折思い出し、申し訳ない気持ちもあるそう。
譲る方は「割と綺麗で処分するのが忍びない」と、気持ちはわかりますが
いかがでしょう。これは寄付や「欲しい人に譲る」ことではありません。
厳しい意見ですが、自分の都合だけで譲ることは人の家の事情を考えてない、単なる「押し付け」です。
手放すことにも「マナー」を。
最後に:
子どもと一緒に6年間過ごしたランドセル。
1年生の重そうに通学する後ろ姿から、成長してランドセルが似合わなくなる6年生。
思い出があるからこそ、価値のある手放し方・保管をしたいですね。
お子さんと一緒に「どうしたら良いか」話してみるもの反抗期の最適なコミュニケーションになります。
手放す時はぜひ、
ランドセルを背負った(にっこり笑顔の)写真を撮って最後の記念にして
みて下さいね!