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2024.11.30【トレンチコート】大人仕様に着こなすコツ3選

 

秋も深まり、関東では黄金色の銀杏並木が目を奪う。

この週末は紅葉狩りなどにお出かけになる方も多いだろう。

街の景色を見上げる時、なんとなく、しんみりとする。

 

 

この時期に着る服、何にする?

 

 

紅葉狩りで

写真を撮る、おしゃれしたい、歩きやすい。

そんな考えで、ついカジュアル寄りになりそうだが、

私はトレンチコートをお勧めする。

 

真冬のように寒くもなく、日中はアウターがいらない時もある。

15℃〜20℃くらいの服装って案外悩む。

 

 

だから、ダウンのように綿の入っていない

大人が着てサマになる、定番 トレンチコートだ。

素材はギャバジン。コットンでも強度のあるもの。

膝丈まであるので“もろもろ”を隠してくれる。

季節の変わり目に、使い勝手がいい。

 

ただ

猫も杓子も。

定番すぎて街でカブる。これがいちばんの難点だ。

 

 

だから、就活生と、街の若い子達と、差別化する。

 

 

グリーンレーベルのもの、

1万ちょっとのセール品だ。

3年前くらいに購入した。

生地にハリがあるので、たるんだ肉体をうまくカバーしてくれる。

今風のゆったりしたコートは選ばず、

時代と逆行しているようだが

昔の映画女優をイメージし、あえてクラシカルなものを選んだ。

ワンピースのようにも着たかったのだ。

そのため、サイズは36、タイトなシルエットだ。

 

 

155㎝ 50kg 50歳。

「5並び」で、めでたい感じだが、残念ながら全くめでたくない。

 

 

1 着こなしは「崩す」

 

そのまま服についているボタンを留めてかっちり着ない。

 

ボタンは内側と外側中心部分一つだけ留めて、

ウエストを閉める時はベルトホールに通さず、横に流し片蝶結び。

襟は後ろに少し抜き、

結ぶ時にブラウジング(腰でたわませる)して上半身にゆとりを持たせる。

 

 

上に持ち上げ気味に着る。裾の位置が上がる。

膝丈で155センチの私にはちょうどいい。

 

かっちりしたものを、とことん崩すこと。

 

 

 

2 「大人」を意識した小物選び

 

バッグ

rope picnic

 

スカーフ

manipuri

 

ブーツ

LE TALON

 

どれも半年〜1年以上前に購入したもの。

 

黒、革(or合皮)、チェーン柄。

大人だからこそ、落ち着いたものが似合う。

とことんエレガント志向。

 

合わせるものは、ナイロンリュックやスニーカーでもいいのだが

今回シンプルなリブニットとデニムの組み合わせ、なので

すこし綺麗めに寄せる。

 

 

 

3 「姿勢」と「表情」と「気合い」

 

この世に生を受けてから50年間、毎日衣類を身につけているが

ファッションに大事なものってなんだろう?といつも思う。

値段でもなく、流行でもなく、ましてや人からの賞賛でもない。

 

 

では何か?

 

人間があらわになる、

姿勢、表情、気合い、と思うのだ。

 

姿勢が良くなければ

表情が曇っていたら

服に「着られて」いるだけだったら、、

いい服も全て台無しになると思う。

 

50歳になると残酷だが

如実に生き様が

姿勢や表情や覇気が姿形/体型になって現れてくる。

 

だから、

毎日着る服を「ちゃんと選ぶ」「ちゃんと着る」

これだけでも自分を労わりたくなるし、

これまで培ってきた経験が顔つきにあらわれる。

 

 

見た目は20代のフレッシュさはなくなったが

気合いは当時の私とは比べものにならないほどパワーがある。

オバハンの気合いは凄まじい。

 

だから皆から怖がられるのだ。しょうがない。