朝晩は気温が低く、何を着たらいいのやら?
日中は暑い日もあり、衣替えのタイミングを逃しそう。
そもそも「衣替え」って必要か?
最近では「衣替えしないクローゼット」なるものが流行っている?!
ネットで色々調べる。
ふむふむ。なるほど。なんとなくわかった。
これについて明確な答えはネットには『書いていない』。
いち片付けのプロとしてのアンサーは
『衣替えは必要ないかもしれないが、日常的な整理は必要』
だろう。
衣替えは、季節に合わせて衣類をクローゼットや箪笥やハンガーから移動・チェンジすることだ。
簡単にいうと整理は、不必要なものを取り除いてまとめること。
全く動きのないクローゼットはない。
あるとすればそれはクローゼットではない。物置だ。
かのApple創業者スティーブ・ジョブスだって、いつも上下同じ黒い服を着ていたが、古くなった必要のなくなった服は新しい服に「更新」していたはずだ。
常にクローゼットに新陳代謝は必要。ということ。
では衣替えをしなくてもいいクローゼットって?
【1 全て着る服】
さらっと述べたが、これがなかなか実践できない。
紛れもなく私もそうだ。
押し入れの衣類箪笥に「あると知りながら捨てられない。そして着られない(着る機会がない)」カーディガンがあり、ついに昨日処分した。引きずること3年、長かった。。
いつか着る。と思っていてもなかなかチャンスに恵まれない。
だが「衣替えしなくていいクローゼット」に、そんな服はない。
全て『着る服』なのだ。一年に一回も袖を通さない服は1着もない。
日常とマッチしていない服がないだろうか。
現実と理想のギャップに気がつくこと。
【2 厳選された服】
というと?
着る服が厳選されている状態。
クローゼットにトップス◯着ボトムス◯着。などアイテム数が決まっている。
季節感、日常/非日常があまりない、極論を言うと毎日同じ(ような)服を着ている。
春だから明るいパステル系の服、秋だからダークなコクのある色の服などがない。
季節でなく、自分の「決めたもの」しか持たない。
冠婚葬祭も例えば、いつもの黒いワンピースにコサージュをつけて衣類の工夫する。など。
制服化、など毎日〜1週間のルーティンが着る服が決まっている。それ以上はない。
つまり、
アイテム数が圧倒的に少ない。
【3 収納内の空間が優先】
衣類のアイテム数が少ない、と言うことは収納がガラガラ。ということ。
引き出しの中、ハンガーにかかった服を取り出すのに、
片手で取る。両手を使わない。
片手で他の衣類を押さえて、欲しい衣類を取る。そんな行動はまずない。
そのくらいガラガラなのだ。
空間と効率を重視するため、
収納内の服が増えてくることに、嫌悪感さえ感じるかもしれない。
そのため買い物はするが、捨ててから買い物をする。
常に一定のアイテム数で収納内をキープする。
以上、3つの特徴を押さえた『衣替えをしないクローゼット』。
いかがだったろうか?
いかに気を引き締めないと、、という気持ちになる。
正直、うんざりする。
買い物だって楽しいし、季節やシーンに合わせて服もガラッと変えたいし、両手を使っても衣服に囲まれ、それでも欲まみれになって暮らしたい。
だから私には「整理」が必要、なのだ。