12/28で今年最後の整理収納サービスの仕事。
ありがたいことに
もう5年以上のお付き合いのある、お客様。
抱っこされていた赤ちゃんは年長さんになり
「かねうちさん、ありがとう」と涙が出るほど、嬉しい言葉をいただき
小学4年のお兄ちゃん、小学2年のお姉ちゃんも、立派にお手伝いしてくれました。
お子さんの成長を感じる整理収納。
自分の子では無いからこそ、楽しくできる?!部分もあるかと思います。
「キッチンの通路の幅が狭いけど、2人通れるといいなあ」
「テーブルの上の水槽の魚を眺められるようにしたいなあ」
「この棚を壁際に回転・移動させて部屋でサッカーができるといいなあ」
子供たちの具体的な案に
「そのためには、どうしたら良いと思う?」
「出来ることと、出来ないことがあるね」
など。対話しました。
もちろん最終決定はご依頼主のママですが、
これを、こうしたら、こうなる。
建設的な意見交換ができたと思っています。
今回お子さんたちに、学んだこと。
①より具体的な目標を立てる
綺麗、すっきり、心地がいい。
自分もそうかもしれないですが、ふんわりした言葉で片付けを「片付けて」いませんか?
お子さんたちの「棚の向きを90度、回転させてサッカーゴールを作る」という、具体的・現実的・実践的な目標はイメージしやすく、次に話が進みます。
今、どうしたいか?どうしたらいいか?
間違っても、とりあえずやってみる。しっくりしなかったら直せばいい。
目標が具体的であればあるほど「こうしたい」に近づきます。
②使わないロフトベッドを秘密基地に
最近になって使わなくなったロフトベッド。
ベッドには、お布団も敷いてありましたが、今は置いてあるだけ。
それと同時に、床に置いてあるおもちゃ類の収納にお困りでした。
部屋には机、学習用品があります。
おもちゃの部屋、だったらいいのですが、主に小学生が使い、年長さんのお子さんも春には小学生。
学習中心の部屋でもあるスペースだったので、ロフトベッドを「おもちゃ置き場」「秘密基地」にする提案をしました。
子供たち、乗り気!「いいね〜〜!」
「金内さん頭の中整理されているね!」と子供たちに褒められました笑。
ロフトに持っていく物、それ以外の下のスペースに置いた方がいい重いおもちゃなどを子供たちと分けて選んで、ロフトベッドは子供たちの楽しいスペースに変身。
「使わない物は、ただ捨てるだけ」だったら、こういう発想は浮かばない。
子供たちのやってみよう、わくわくする「乗り気」があったからこそ、作れたのです。
③やる気、ってこういうことか。
リビング引き出し。
何年も前に私がラベリングしていた筆跡のあるシールがまだ残っている、引き出し。
引き出し上には書類が山積みなって、雪崩が起きているものも、あり。
「気になる場所なんです」ということで、お客様、私の2人で整理をしていたら
小学2年のお嬢さんが、いつしか引き出しの中を一緒に片付けているではありませんか。
もちろん、誘ったわけでも、強制したわけでもありません。
自ら手を動かし、引き出しの中は綺麗に整頓された定規、見やすく配置したペン類、
驚いたのは、引き出しのラベルをペンで書き直してくれていたこと。
「自分で書いた字は覚えているし、使ったら戻せるね!」
次第に小4のお兄ちゃんも片付けに参加して、皆で楽しく片付けました。
怒涛の二日間。
以前は「子供がいると片付けがスムーズに出来ないから」と
ご実家に預けていたり、ご主人とお出かけになったり、としていたママでしたが
今回、子供たちたってのご希望で、一緒に片付けしました。
はっきり言って、
大人よりも柔軟、大人よりも行動的、大人よりも綺麗に整頓出来る・笑。
子供ってすごいですよ、本当。
Tさま、お団子🍡ごちそうさまでした!!