普段は口数がめっぽう少ないくせに、怒りのスイッチが入った時は
相手が誰であろうと強い口調で主張反論してしまうのが悪いクセ。
自分自身のことなら自分に返ってくるので、もし逆恨みや反論があっても
終わったらケロッとし、気にしないのですが。
子どもにとっては「完全」に「鬱陶しい母」です。
自宅の電話が鳴りました。相手は
ここ最近、何度か対応している中1三男の同級生A君のよう。
電話を息子に渡すと、すぐに別の場所に行くようにするのですが
たまたま話の内容を聞いてしまう時がありました。
どうやらA君が息子に「B君宅に何度か電話をかけていても繋がらないので、息子にもB君宅にかけてもらうよう」お願いをしているようです。
B君は同じ部活の同級生。息子とも関係はあります、が。
今回、B君に電話で話したいのはA君であって、息子ではない、はず。
息子に確認すると「お願いされているから」と何だか煮え切らない様子。
せっかちでお節介の火がつきます。
それから、しばらくしてまたA君からの電話がありました。
(息子のスマホにLINEにしないのかどうかなどは、事実がわからないので、ここでは割愛します)
A君は慣れた様子で息子に代わるように言っています。
私「要件は何?」息子に代わらずに聞きます。
動揺するA君。「B君に電話をしたいのだけれど繋がらないから、金内君に電話しました」
おお、、言ったね、言ったよ。
私「あのさ、電話をしたいのはあなたでしょ。あなたがB君に電話をすればいいでしょ。息子は関係ない。じゃあね」ガシャン。それからA君からの電話はありませんでした。
本当に恥ずかしいことかもしれない、大人気ないけれど突き返しました。
当の息子は「余計なこと言うなよ」とは言わないまでも鬱陶しい母がまたやった、と言う様子。
もし、一つの正解が有るとするのなら
息子がA君に「A君からB君に電話して」とシンプルに断ればいい。
それは、もちろん、わかっている。
息子だって、ちゃんと話していないけれど(そこも不正解だな・・苦笑)
もしかしたらそんなに困っていなかったかもしれない。
これは私の問題です。
実は、A君を恨んでも怒っても、ない。こんな調子で言ってしまったけれど。
けれど
A君の保護者に対しての「育て方」への怒りはある。
もう反抗期も思春期もあり、コミュニケーション不足なのは私も一緒。
でもちゃんと人に対しての言っていいこと悪いこと、良し悪しの判断はしとけ、と。
(口がまた悪くなってしまった)
仮に解決しないのなら、先方の親に直接言おうかと思ったくらいです。
モンスターと言われても構わない。だから私は息子たちから嫌われる。
未熟なのは息子たち、だけでなく。
親もまた然り。
と、反省しつつ、
きっとまた同じことを繰り返し、
子ども(と主人)からウザがられ、呆れられて、誰も相手にしなくなり。
それでも悩みながら母業をしていくのだと、自分でも呆れています。
綺麗事で済ましたくない。
嫌われても生きていく。それしかない。きっと。