片付けのプロでもあるから、というのは一番の理由ですが
それ以上に、環境面、衛生面、健康面からの効果をぜひご理解いただきたい。
との想いで、このコロナ禍の片付けをお勧めする理由5つをお伝えします。
【1 掃除がしやすい、衛生的な環境になる】
ものが多いと、「持ち上げてモップをかける」「ものを動かして掃除機をかける」「どかすのがめんどくさい」と億劫になり、掃除がしにくい環境になります。
掃除は毎日の習慣から成り立つ考えもありますが、
そもそも「やりたくない」と思うのであれば、
気がづいた時に気がついた場所だけでOK、と提案します。
ですがこれだけは言わせてください。掃除の前にぜひ“モノの整理”を。
いらないものを譲るなり、処分するなり、ものをむやみに買わないなりのモノの整理を。
そうすることで掃除が格段に楽になります。
「ものを持ち上げることなく」「スムーズに歩ける」「億劫がらずにできる」掃除になる。
掃除ができると衛生的な環境が生まれます。だから掃除の前にモノの整理、を。
【2 片付けが捗ると換気が十分になる】
埃や汚れシミをとる掃除ですが、見た目の綺麗さ、だけでなく、健康面でもメリットがあります。
ハウスダストやカビを排除するので、病気を寄せ付けません。
また今、換気の重要性はご存知の通りですが
窓を防ぐ大きな本棚、開かずの扉のある部屋、通路を防ぐ大きな段ボール。
片付けたら「空気の通り道」ができます。
今では、結露などからできる窓、モノを置くことで湿気がたまる、カビ防止に大きな効果があります。
空間をつくる意識で片付けを。
【3 必要なものが把握できるので、感染リスクありの買い物がなくなる】
マスク、消毒液、今ご自宅に置いてある場所、何個・いくつあるかわかりますか?
これ答えられたらすごいです。ちなみに金内の自宅にある量は、ざっくりとした量は把握していても数まではわかりません。笑。
ここで言いたいのは在庫管理と位置確認。
在庫管理ができていればすぐにストックを補充できます
究極には、家にあるもの全てにおいての在庫管理が理想(とは言ってもできないこともあるので、あくまでの理想)
むやみやたらに買い物に行くことで感染するリスクも事前に防げます。
必要なものを手元に置く、ストックも十分な量・期限なども確認することを忘れずに。
【4 冷蔵庫整理で健康志向の食事になる】
偏った意見かもしれませんが、
兎(と)にも角(かく)にも、「野菜」があればなんとかなる!と思っています。
冷凍でなんとかフォローできる肉魚とは違う、野菜。
根菜などは常温でも持たせられますし、きのこは冷凍した方が栄養価が高いとか。
野菜を腐らせ、干からびるのを防ぐため、使い切りを目指します。
そう、悪くなる前に「とっとと」作り倒すのです。
流動的なものも多いので庫内は綺麗に仕切らなくてもOK!
ただこれだけはしておいた方が良さそうなのは
切ったカットしたハンパ野菜はまとめてトレーに置くなどすれば、干からび防止になります。
冷蔵庫、特に野菜室の整理をしましょう。
肥満防止、栄養、健康的な体作りに一役買います。
【5 家にいる時間が好きになる】
シンプルですがこれに尽きます。
散らかった家にいたくない。と言ってられない状況です。
現実逃避はおしまいです。
片付けも掃除も「家を好きになるアクション」と思っています。
気持ちはよーくわかりますが、ストレスから来る買い物はここでは基本的には封印。
どうせ買うなら片付いた部屋にしてから買うことが部屋にとっても自分にとっても、おすすめ。
コストは一切かかりません。
どこから?どうしたら良い?など、テクニックにとらわれずに、目の前にあるものからでも良い、まずは取り掛かりましょう。手を動かす、のみ。
昨年の緊急事態宣言下では、トイレットペーパーがなくなる、と言った「デマ」に惑わされた方も多かったかもしれません。
物事の分別、冷静な判断、正しい情報を手に入れるために、自分にとって必要なものだけにする。
これは片付けでブレない自分を「作れ」ます。
スマホを離して、ご自宅にある宝物・モノを手にとってみてはいかがでしょうか。