
進路希望が色濃くなる、三年生秋。
親子の意見のすれ違いでお悩み、ではないだろうか。
我が家は
来年大学受験をする三男、と
再来年高校受験をする長女、がいる。
三男に至っては文字通り“あとは突っ走るだけ”で
親の入る余地などない。
今日は4人きょうだい末っ子の中2娘の進路について
記録したい。
この地域に住んで約20年超。
兄たちの高校進路も経て今回4回目の高校受験に臨む。
近隣の高校の偏差値ランク、校風、噂話に至っても
情報は蓄積されているつもりだ。
これまでの兄たちの高校/大学受験から学んだ事は
「入れる高校」もあるが、それより
「入りたい高校」に軸を持ちたいもの。
子供自身の意向に沿って、、と行きたいところ。
けれど私たち夫婦は、情報がありすぎるが故に
娘に対して「ここがいいなぁ」「娘の性格に校風がマッチしていそう」な高校を、
なんと小学生高学年あたりから“勝手に”決めていた。
当時まだ反抗期では無かった娘は素直に聞いていた。
「娘のためを思って」
は、1番危険な考え方である。

最近になり、娘の興味の変化があった事をきっかけに
これまで決めていた高校をやめ、
「(娘の興味を伸ばす)専門的な高校に行ってみては?」
と、またしても私たち夫婦の
一つの“余計なアイデア”が思いついた。
その高校を卒業すれば
その後の大学受験、さらに就活にも強い。と来たもんだ。
中学の内申点さえクリアすれば、推薦で志望校合格に最短で近づける。
目の前がパァッと開いた感覚だった。
娘の将来が明るくなるような気がした。
「いいじゃん!行けるよ」
夫婦で鼻息が荒くなった。
ここまで来て、勘の良い方はお気付きだろう。
娘の言葉が一言も無いことに。
暴走化した、私たち夫婦に釘を刺したのは
他でも無い、娘だった。
「もう少し考えさせてもらえる?」
淡々と娘は私たちに告げた。
一瞬時が止まり、
目の前の積み上げた壁がガラガラと崩れ落ちたようだった。
娘の一番の理解者でもある夫はすぐさま
「わかったよ」と考えを切り替えた。
対する私の方はぐずぐずとしぶとい。
すぐそこに才能を伸ばせる学校があるというのに勿体無いなぁ。と思った。
「興味があるかどうか、と言われれば
格段に強い気持ちではない。
そんな自分が臨んでいいものなのか」
そこまでの情熱はない。と、
娘は正直に話した。
それを聞いてやっと、納得した。
娘が進路を決めるのだ。
目の前の娘を置き去りにして、勝手に進路を夢見ていた。
もちろんそれまで娘にもヒアリングして
「どうかな?」「いいと思うけど」「もし嫌だったら変えてもいいから」
と話して娘の気持ちを推し図りながら進めていた。つもりだ。
けれど、親主体に進めていたのには違いない。
大学受験、就活、は娘が決めること。
つい末っ子だからと、過保護な事をしてしまった。
先まわりは
転ぶ“チャンス”を奪う。
一番わかっている事ではないか。
この記事をもって反省文にしたい。