
押し入れの中は何が入っている?
今日は押し入れがテーマ。

大容量なのに?
「なぜこんなに押し入れは使いづらいのか?」
悩ましい?
結論から申し上げると、
使い方次第。だ。
あなたにあった使い方をしていない。と言うことでもある。
今日は押し入れの使い方をお伝えするが
誰しも当てはまることではないことは、予めご了承いただきたい。
ただ、片付け訪問するクライアント宅で「この使い方勿体無いなぁ」と思うことがある。
実際提案することもあるし、片付けをした後に喜んでいただくことも多いので
今回この共通する問題点をシェアしたい。
そもそも「引き出し」の使い方は
目線より下にものが見える状態、であることが大前提。

つまり、
自分の目線(細かく言えば胸)より下に引き出しの中身が見えなければ、意味がない。
目線より高い位置に引き出しがないだろうか?
もしあったとしたら、ものすごく使いづらい。
ここに「使いづらさ」の大きな原因がある。

押し入れ内に引き出しを設置するなら、下段に。
もし上段に置くとしても
せいぜいセパレートタイプ(3段などのくっついていないもの)を一つ横並びに置く程度に留めた方がいい。
ちなみ上段は棚、ハンガー、布団など。
目線や動作を意識した使い方を。
押し入れなんだから、とせっせと
パズルやテトリスのように荷物を入れては、喜ぶ?
荷物が「埋まればいい」ってもんじゃない。
ピッタリと隙間なく入れられた押し入れには
他をも寄せ付けない圧迫感がある。

ってことは、今後何かを入れたい時に入らない。と言うことにも繋がる。
さらに
手前までギリギリに迫った荷物は、奥に何があるのかわからなくなりがち。
というのも、押し入れの奥行き90㎝までのスペース奥には何が入っているのか?
在庫管理ができなくなる。
さらにさらに。
ぎゅうぎゅうにつまれた収納は風通しが悪くなり、湿気が篭りやすくなりカビの原因にもなる。

これを解消するのは、
ある程度の隙間のある収納。
奥に高さのあるもの、手前に低いものを配置する。
もし奥の荷物が何かわからない場合はラベルを貼って管理を。
できれば20〜30%ほどの空間をキープしたいもの(厳しい?)
押し入れに入れるモノの代表として「布団」がある。
昭和を駆け抜けたあなた(!)なら共感していただけるはずだが、
これは当時どのお宅でも当たり前の光景だった。
ご実家やご高齢のお宅には、来客用の布団があるお宅も多くある。
「来客が来た時にすぐに出せるように」とよく伺うが
「お泊まりする客」は最後にいつ来た?だろうか。
かれこれ五年、いや十年以上経っていることも不思議ではない。

今は令和で、ライフスタイルも更新したいところ。
布団だけではない。
人からの頂き物、あのころのカセット、未来を案じて購入した箱マスクの山。
本当にそれでいいのか?
着替えをするから衣類。寝起きをするから布団。
シワになった衣類をアイロンがけしたいからアイロンと台。

単純に自分のやりたいことだけを詰め込んでいる。
押し入れの存在って、本来はこういう事ではないだろうか?
自分の好みではないもの。
一回も聞くこともない物体として存在するもの。
なくなる不安や買う不安を恐れているもの。
これらは本当に必要なものか?
それで困らなければ問題ないが、
それでも悩ましいのなら再考されてもいい。
これらは全て押し入れが教えてくれたこと。